めぐる季節にかこまれながら　感性を大事に生きて行きたい（仮）

書いていらっしゃるのは、すでに年金を受けていらっしゃるという作者様です。
書かれている内容には、奥様との微笑ましいエピソードや農家として育てていらっしゃる果物の事。
季節のこと。仕事をしていて出逢う小さな生き物の事。
様々なことを書いていらっしゃいますが、その内容が私には驚きの連続でした。
『アップルウォッチを使いこなしていらっしゃる……!!』(←自分が機械音痴ゆえの驚きもあった)
『物事の感じ方が、十代のような瑞々しい感性に満ちてる……!!』
『それでいて年齢の通りに落ち着いたものの考え方で、こなれた文章で、読んでいて、とても穏やかな気持ちになれる……』
特に感性の瑞々しさはすごいと思いま…続きを読む

日々過ごしていく中で、普通なら見過ごす何気ないことを、作者なりの視点で書かれています。
創作物の話に疲れた際、羽休め的に読んでみるのも一興かも知れません。
非常に読みやすい文章で、こういったエッセイが増えると個人的にも嬉しいなと思う読み物です。

梨や野菜を育てる農家さんである筆者様が書くエッセイ。

育てている作物のことや、季節の移ろい、見かける野鳥たちや、美味しい料理、買ってよかった物など、筆者様が日々思うことや感じたことが、感性豊かに綴られています。
このようなエッセイを拝読して、「この話わかります！」とか、「初めて知りました！」とか、共感したり、新たな発見をしたりするのは楽しいです。

ほっと息抜きに読みたいエッセイです。