ズルいですよ慧人先生！～コミュ障獣医の成功譚～

潰れかけの動物病院。
院長代理の百山　慧人（びゃくざん　けいと）はコミュ障だった。
飼い主とのコミュニケーションが取れず、務めていた病院を首になり、
巡り巡って祖父のやっていた動物病院を継ぐことになる。
しかし、以前の院長はやぶ医者で、地域での評判は最悪。
さらに慧人自身はコミュ障によってスタッフとの意思疎通にも事欠くほど、
日常生活のポンコツ具合も相まって、ついには残っていた看護師も辞めてしまう。
このままでは、動物病院を閉めなければいけない。
途方に暮れ、夜に病院を閉めるのも忘れていると急患が飛び込んでくる。
その飼主との出会いが慧人の動物病院を大きく変えていくのだった。