いずれ最高のクラス転移！～クラス全員超マイナーゲーム（名作！）の世界に転移したんだが、俺だけぼっちで10回もこの世界を救ってきたんで、片手間にざまぁしつつハイスペ女子を知識チートでエスコートします～

　主人公はクラスの中では落ちこぼれ感のあるボッチ君だった。誰も話しかけないし、誰も仲良くしてくれない。しかし、彼の正体は、異世界を何度も救ったことがある勇者だったのだ。それを知らないクラスメイト達は、主人公を嘲っていた。
　ところが、教師が話している最中に、クラスの生徒だけが全員異世界に転移してしまった。謎の天からの声は、クラスメイト達にこの世界を救うように要求し、パーティを組むことを強制する。主人公は見慣れたゲームの世界だったが、クラスメイト達はそんなことはつゆ知らず、仲のいいメンバーでパーティを組んでいく。一人取り残され、誰のパーティにも入れてもらえない主人公。天の声によれば、元の世界に…続きを読む

影が薄すぎてクラスから消失していたことすら気づいてもらえなかった主人公による、11度目の世界救済を描いた異世界ファンタジー作品です。

10回目の世界救済を果たしてクラスに帰還したのも束の間、主人公はまたも異世界に転移してしまいます。

しかも、今度は見慣れたクラスメイトも一緒。カースト下位の主人公に事態の説明をする順番が回ってくるはずもなく、クラス間の紛争による当てつけに使われる始末。

しかもこれまで救ってきた世界とは、どこか変化も起こっているようで。

主人公はこれまでの様に、世界救えるのか。ぜひ読んでみてください。

主人公、時岡尚春は、ぼっちの陰キャモブ男子。
しかしそんな彼は、かつて99回も異世界転移し、たったひとりで世界を滅亡の危機から救っていた伝説の大勇者様だった――――。

ある日、どういうわけか、クラスごと異世界へ転移してしまう。
実はこの世界、超タイナーロールプレイングゲーム『サーザントビアス』の世界で、主人公はまさかの100周目。そのステータスはもはや最高レベル。
現実世界では、負け組の陰キャぼっちな主人公（ひどい····）と、パーティを組もうと思うものなど、誰もいないと思っていたのだが······。

主人公が最強の、異世界転移系ファンタジー。スペックの高い女子ばかりのパーティの中で、ひ…続きを読む

団体での転生モノ王道の展開ですが、非常に読みやすく、
ノンストレスで次へと進んでいくことができる良作です。

登場するキャラクターも、あっさりと、でも印象的に描かれていて、
それぞれの魅力をすぐに感じることができます。

レビュータイトルにも記載しましたが、
読み始めてスグ、”ざまぁ”成分が接種できましたので、
”ざまぁ”不足の方には是非とも一読いただきたい名作です。

最上のカタルシスを皆さんと共有したいと思いました。

　もってまわった表現なし。エンタメに徹しているので面白いし、楽しい。読み手にストレスがかからない。
　とにかく読みやすいので、状況やキャラクターの個性がビシバシ頭に入ってくれる。クラス転移の王道だろうな、と知りつつも、続きがすごく気になる。
　この作者さま、上手い。

初っ端からパワーワードに相応しい表現から始まる異世界転移の王道を突き進むとても勢いを感じる作品でした！

やはりざまぁ系に必要なのは、素晴らしい悪役ということを感じさせてくれる期待を裏切らない導入から始まる物語です！

哀愁を惜しみなく垂れ流すスキル構成と経験者という優位を持っていながらも、自分の意見をさっぱり言えず、流れに流されていく姿がぼっちのキャラを見事に表現しておりついつい読み進めているだけで頬が緩んでしまいます！

導入段階から出し惜しみなしで美少女たちとのワクワクを期待させる展開となっており、ぼっちくんのパーティでの立場がどうなっていくのか生温かく見守ってあげたくなる良作でした！…続きを読む