色鮮やかに、むきだしに、これぞ恋!

もっとよい紹介文にしたかったのですけど、上手い言葉が思いつかず。
画面の前でうんうんと唸っています。
いい作品に合うとやっぱり語彙力を失ってしまいます。
馴染みのない奈良時代の物語。でも全然難しくない。
秘めている想いもむき出しの想いも、軽快な文章と色鮮やかな表現で進んでいく。

登場人物が多いと覚えきれない私が、常に頭に場面が浮かぶ。
上野国の風景や人々を私も一緒に見ているよう。
古志加のむきだしで懸命な恋が、玉のように磨かれて実るのをいまかいまかと待っていました。
今読了して感無量!

ああ、とっても、よかったです。

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