光るほどに燃ゆる

全話読了です。
儚くも強く、美しい。
読み終えた私が抱いた印象で、恋や愛の歌が数多残る奈良の時代と合うのではないかと思います。
現代よりも過酷な時代だったが故にいつどこに危険が潜んでいるのか分からず、それでいながらやはり人の心は思うように動かしたり通じ合うことが出来ず。
それもあって物語が進むごとに明かされていく互いに抱いていた想い、見て欲しいという一途な願いによって変わっていく描写がとても印象に残りました。
この時代に生きる人々の鮮烈な『想い』を、恋に生きる女たちの物語を是非とも読んでください!!!

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