筒井康隆みたいなぶっ飛んだ状況設定に、星新一のような切れ味のあるオチ

このSF短編小説はスゴい。

何がスゴいって、「酒」を擬人化するというシンプルなアイディアが、法廷ドラマに発展し、さらにその結果が世界全体にまで波及して……。まさにセンスオブワンダー、SFファンにはたまらないと思う。

星新一なみに読みやすいし、オチも綺麗。

だから特にSF好きじゃない読者にもサラッと読んでもらえるはず。お酒好きの人もご賞味あれ〜。

その他のおすすめレビュー

犬塊サチさんの他のおすすめレビュー43