筒井康隆みたいなぶっ飛んだ状況設定に、星新一のような切れ味のあるオチ
- ★★★ Excellent!!!
このSF短編小説はスゴい。
何がスゴいって、「酒」を擬人化するというシンプルなアイディアが、法廷ドラマに発展し、さらにその結果が世界全体にまで波及して……。まさにセンスオブワンダー、SFファンにはたまらないと思う。
星新一なみに読みやすいし、オチも綺麗。
だから特にSF好きじゃない読者にもサラッと読んでもらえるはず。お酒好きの人もご賞味あれ〜。