概要
エルサレムは誰の手に
神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世。
「王座上の最初の近代人」、あるいは「世界の驚異」。
国際色豊かなシチリアで育ち、イスラムの文明に憧憬を抱く彼は、異教徒の言葉であるアラビア語をも習得していた。
そして、エジプトアイユーブ朝スルタン・アル=カーミルとも親しく文を交わし、ついにはイスラム教徒からキリスト教徒へのエルサレムの譲渡――無血十字軍という歴史上の奇跡の花を咲かせる。
しかし、美しき花は無残に手折られ、エルサレムは再びイスラム教徒の手に。そしてそれをきっかけに、第七回十字軍がエジプトに戦火を巻き起こす。
憎悪の連鎖の結末やいかに。
フリードリヒ二世がメインですが、彼と文通相手、およびその周辺の人間たちの群像劇です。そして最後は美味しいところをかっさらっていく奴が……(笑)。
「王座上の最初の近代人」、あるいは「世界の驚異」。
国際色豊かなシチリアで育ち、イスラムの文明に憧憬を抱く彼は、異教徒の言葉であるアラビア語をも習得していた。
そして、エジプトアイユーブ朝スルタン・アル=カーミルとも親しく文を交わし、ついにはイスラム教徒からキリスト教徒へのエルサレムの譲渡――無血十字軍という歴史上の奇跡の花を咲かせる。
しかし、美しき花は無残に手折られ、エルサレムは再びイスラム教徒の手に。そしてそれをきっかけに、第七回十字軍がエジプトに戦火を巻き起こす。
憎悪の連鎖の結末やいかに。
フリードリヒ二世がメインですが、彼と文通相手、およびその周辺の人間たちの群像劇です。そして最後は美味しいところをかっさらっていく奴が……(笑)。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!歴史小説の楽しさの一つ、それは「こんな人物がいたんだ」という驚き
本作は神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世をメインにした小説です。
誰? と思うかもしれません。自分もそうでした。
けれどもこの言葉に驚きました。
イスラム教徒からキリスト教徒へのエルサレムの譲渡――無血十字軍
十字軍と言えば、クルセイダーというカッコイイ言葉とは裏腹に、二つの宗教の激しい対立がよく話題となります。
どうしても現代人の視点から、もっとお互いを理解できなかったのだろうか、と思ってしまう歴史の中の大きな出来事。
そのエルサレムを無血開城? 本当に? できたの?
その思いが、本作を最後まで読む大きな理由となりました。
「王座上の最初の近代人」「世界の驚異」そういったはなばなしい…続きを読む