霊力を極めた陰陽師 ～落ちこぼれの私がエリート事務所で無双します。精密操作は任せてください！～

怨霊や妖がいる令和の日本。

陰陽師学校に通う私は、卒業試験を目前に、嗚咽を飲み込んでいた。

日々の占いは当たらず、厄祓いや結界の強度は最下位。

捕らえようとした式神にも逃げられる。

そんな私に、

「すばらしい！　うちに就職しませんか？」

エリート事務所の社長が、声を掛けてくれた。

偉大な陰陽師になる少女と小さな式神の物語。