概要
小説に狂うヤンデレたちのカーニバル
【ヤンデレ中編小説】
従妹の死をきっかけに小説を書けなくなっていた現役高校生でライトノベル作家の芳次。
彼はある理由から、自分の作品の熱狂的なファンである鈴木円花のためだけに小説を書くようになる。
しかし、彼女は芳次の小説に狂った、独占欲の怪物だった。
彼女から手酷い束縛を受ける芳次は、円花への恐怖と再び小説をかける喜びを感じつつ、彼女の奴隷として日々を過ごす。
その先に待ち受けるさらなる狂気を知ることなく――。
従妹の死をきっかけに小説を書けなくなっていた現役高校生でライトノベル作家の芳次。
彼はある理由から、自分の作品の熱狂的なファンである鈴木円花のためだけに小説を書くようになる。
しかし、彼女は芳次の小説に狂った、独占欲の怪物だった。
彼女から手酷い束縛を受ける芳次は、円花への恐怖と再び小説をかける喜びを感じつつ、彼女の奴隷として日々を過ごす。
その先に待ち受けるさらなる狂気を知ることなく――。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「書けば、わかるよ」。
小説を書けなくなった作家でもある少年が、ヤンデレの少女に精神的に囚われ、彼女と自分のために小説を書く羽目になり、あまたの修羅場のあげく、彼はやがて肉体的にも囚われ――というものがたりですが、凄惨ともいえるストーリーに悶絶しつつも、読み始めたならラストまでぜひ、読んでいただきたい。伏線の回収、そしてタイトルの意味がわかるとき、背筋を駆け抜ける寒気の度合いが違ってきます……。
さて、ここからは極めて個人的な感想になりますが、わたしはこの主人公と同じ「物書き」です。もちろんプロではないですが。しかしながら、この主人公も作中で体験する「書けなくなったときの絶望」「書けたときの愉悦」に既視感を覚える…続きを読む - ★★★ Excellent!!!近年稀に見るヤバいヤンデレ! ヤンデレ好きさんは必読です!
ヤンデレ愛の強い作者様の手によるラブコメ、期待以上に面白くて一気読みしてしまいました。特に、ヒロインと準ヒロインが主人公を取り合う修羅場シーンは圧巻です。
本作は、設定が個性的です。主人公の芳次は、ボクっ子ヤンデレヒロイン円花さんの奴隷兼専属小説家なのです。芳次は円花さんのためだけに小説を書き、円花さんはそれを読むことで、2人は愛を育んでいます。愛を育むといっても、普通の愛ではありません。何しろ円花さんは究極のヤンデレですから……。
そこへ突如現れる、準ヒロインのなごみ。円花さんに隠れるようになごみと連絡を取り合う芳次。しかしそのことを円花さんは……。
円花さんとなごみの修羅場シーン…続きを読む