スリリングなミステリー作品! ドキドキと興奮を味わいたい方へ!

次どうなっちゃうの!?とヒヤヒヤハラハラなこちらの作品。

主人公の若槻はとあることをきっかけに殺人者となり、逃亡中にとある場所へ誘われます。
そこは同じく殺人を犯した男女6人がおり、そこで迷宮入りとなっているお互いの罪を暴いて、裁くというゲームをマスターという人物から持ち掛けられます。
逃げられらない男女たちは、そのゲームを様々な情報を元に解き、それぞれから段々と暴かれる罪……。そしていなくなる人々……。

そんなミステリーと興奮、スリリングが味わえる、読者もまるでゲームの中にいるような緊張感が味わえる作品となっています。

特に後半は、「どうなるの!?」といったハラハラが増々味わえ、次々に読み進めたくなる構成になっています。

そんなスリリングの中で、色んな謎解きもふんだんに盛り込まれ、本格ミステリー好きな読者さまにもかなり楽しめる内容となっています。

そのような中で、様々な謎を残したまま話が進んでいくのですが、ラストで暴かれるこの「迷宮入りクラブ」の目的に、そうきたか!!と驚かされます。

時折、ホラー的要素も差し込まれ、この怪しい雰囲気が漂うクラブを更に盛り上げてくれます。
主人公、若槻の心理描写にも注目で、彼の人間らしい部分が時折垣間見えるのも素晴らしかったです。

ハラハラドキドキな作品を読みたい!という方にぜひおすすめしたい物語です。

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