貴方にとっての幸せはなんですか…?僕・私ならきっと……
僕はまた夢を見なかったーー
いつもと変わらない日常を過ごす主人公の神崎 蓮(かんざき れん)
高校二年生の春、一人の少女から告白を受ける。
「私の彼氏になってくださいーー」
「ーーごめん」
少女からの告白を断った蓮は、これで変わらぬ日常を過ごせると思っていた……
ーーーーはずだったのだが
「神崎く〜ん!一緒に学校行こ〜!!」
「げっ……」
蓮に告白した少女、如月 來夢(きさらぎ らいむ)は蓮の事がとにかく大好きであった。
諦めきれない來夢と、少女を避ける蓮による超絶片思いな恋愛ストーリー
「僕は幸せになる資格があるのかなーー」
「もう、許してあげてもいいんじゃないかな」
ーーこの先は君の人生だよーー
これは僕の過ごした。ほんの些細な物語。
僕の選んだ未来が、この先本当に幸せだなんてまだ分かりもしないけれど
最後に笑えたら
そういう人生も悪くない。
大嫌いな君に恋なんてーーーー