概要
妹の策略で追放された王女。小麦作りに励む異国の王子と出会う。
カリンルカ王国の第一王女ナタリーと隣国の王子アレックスとの婚約は、
第二王女ローズマリーの策略によって破棄される事になった。
その後ナタリーは父である国王の命令に従い異国の地へと向かった。
そこで出会ったのは新たな婚約者のウラジーミル王子だった。
ウラジーミルは国の未来の為に小麦の品種改良を試みていた。
ナタリーはそんなウラジーミルに協力する事になる。
一方カリンルカ王国ではナタリーの妹ローズマリーが、
ナタリーの元婚約者アレックスとの結婚式を挙げていた。
それはローズマリーの夢が叶った瞬間であった。
彼女はその為に実の姉を陰謀によって貶めたのだ。
だがカリンルカ王国ではお家騒動が勃発しようとしていた。
そしてお家騒動は命のやり取りにまで発展して行くのであった……。
※作者の農業知識
第二王女ローズマリーの策略によって破棄される事になった。
その後ナタリーは父である国王の命令に従い異国の地へと向かった。
そこで出会ったのは新たな婚約者のウラジーミル王子だった。
ウラジーミルは国の未来の為に小麦の品種改良を試みていた。
ナタリーはそんなウラジーミルに協力する事になる。
一方カリンルカ王国ではナタリーの妹ローズマリーが、
ナタリーの元婚約者アレックスとの結婚式を挙げていた。
それはローズマリーの夢が叶った瞬間であった。
彼女はその為に実の姉を陰謀によって貶めたのだ。
だがカリンルカ王国ではお家騒動が勃発しようとしていた。
そしてお家騒動は命のやり取りにまで発展して行くのであった……。
※作者の農業知識
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「テンプレ」と思ったら大間違い!本格的な「ヒューマンドラマ」の傑作です
題名を見ると「テンプレ」の婚約破棄モノと見えますが、内容は「完全なヒューマンドラマ」です。淡々とした語り口で、読みやすく、短編でよくここまでと感心したのを覚えています。
私はこういう作品こそ読まれて欲しいといつも思っています。剣と魔法を否定するわけではないですが、こういう風に「小麦」を育てる。一心不乱にそれを貫く姿勢、私は本当に学ぶべき点が多い作品だと思っています。
また、キャラの掘り下げも最低限に収める事によって、読者に「自分だけ」の主人公像を想像する余地を残しておいてくれています。ここは賛否あるところだと思いますが、私は好きです。
たまには、こういうヒューマンドラマ、読んで…続きを読む