概要
深まる夜と濃くなる闇が、これからのわが身を暗示しているかのようであった
平安初期、藤原氏が権勢を強めていく時代、東宮の妃として後宮に仕える女がいた。三条町と称される彼女は中流貴族の出身で後ろ盾を持たない身だが、東宮の深い寵愛を得て第一子を生む。彼女の子が次の東宮になるはずだった。だが、その状況下で藤原氏の娘、染殿の入内が決まった。
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