『春の末裔』ラウレンツィアーナ29番写本 フォリオ503rー507v　508v(単葉)

それはかれらへの讃歌であり、
同時に読者である我々への讃歌である。

それは詩であり、歌であり、言葉であり、世界の理でさえある。

それは心理であり、自然である。

雄であり、雌であり、精子であり、子宮である。

そしてそれは、かれらの魂そのものである。



私は、■■■を讃えよう。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――ある信者の手記

オブジェクトクラス：Safe

特別収容プロトコル：2022年3月21日22時以降は、■■語を解さない職員、または■■語を解するDクラス職員が、ネット上での検索を行い、電子媒体での流出が無いことを確認してください。

説明：SCP-■■■■は、『春の末裔』の欠落部フォリオ503r-508vです。1042年、アンティオキア、ヘルマン大司教団が解呪を試み長期間の封印に成功し、現在では聖ペテロ大聖堂の地下禁書庫に保管されています。目下、SCP-■■■■は、■■語を解する者に対し文字媒体によるミーム汚染を引き起こす可能性が認められており、なおかつ身体的な変化として■■■との融■■、■■■■■■■■可…続きを読む

俺はついていけませんでした（誉めてる）
私はこの人の作品を読む時、そしてレビュー書く時（誉めてる）を付ければ許される節があると思っているですが。
フルスロットルで私を置いて行く様はまるで暴走特急。
私の脳をフル回転させてようやく出した結論は。
この作品の「あれ」こそが「私（読者）」のヒーローであるという事です（当たってるといいな……）