灰塵のデットリバルト~ひねくれエルフの冒険譚~
りふじん
プロローグ
台には、指輪が3つ
その周りに
光は、一つ一つ指輪の中に
その間も呪文を
まずまずの出来だと言いたげな顔で指輪をじっくりと観察する老人。
老人が手に取った指輪は、
3つの指輪をかき集め、腰につけていた
―――突然、明かりが消えた。
それと同時に、仲間たちの悲鳴が響き渡る。指輪を持った老人は
暗闇の中、彼は
出口まであと一歩というところで、仲間の悲鳴は聞こえなくなった。老人も息を
あともう少しでこの
しかし、その考えは甘かった。
目の前に
彼の目には、
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