概要
【短編完結】少女はこの夏、かけがえのないものを手に入れる。
中学1年生、中島皐月。
入部した水泳部での最初の大会で指定されたのは400メートル自由形。
水泳未経験、運動神経ゼロの皐月はこの試練にどう立ち向かうのか。
ラスト、甘酸っぱくもしょっぱい青春が心を満たします。
入部した水泳部での最初の大会で指定されたのは400メートル自由形。
水泳未経験、運動神経ゼロの皐月はこの試練にどう立ち向かうのか。
ラスト、甘酸っぱくもしょっぱい青春が心を満たします。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!読む人の心にも、かけがえのないものが宿るかも?
未経験のまま、中学校から水泳部に入った主人公と、先輩の霊愛模様を描いた短編は、ちょっと色々な事を思い出さされました。
カテゴリーの霊愛、タグにある青春…それらから、まず想像するのは、神様からある程度の寵愛でももらった男女でなければ回せない雰囲気ですが、この物語が凡百の物語でないところは、それら寵愛――ルックス、経済状態などへの過度な言及はないに等しい点だと感じました。
描写は部活の様子に比重が置かれ、それ故に、どこで二人が惹かれ合ったのかも明確に記されている訳ではないのですが、そこに私は最も強く魅力を感じさせられました。拙い経験しかないですが、私も好きだった人を思い出して見たら、「…続きを読む