このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(502文字)
物語の始まりは、小説を投稿される方なら興味を引く作りになっていて、まずそこからうまい導入だと感じます。読む人に話しかけてくるような文体で、そのおかげで気さくな知り合いの話を聞くような感じに思えてページをめくってしまいます。皆さんがコメント欄にてこのネタで盛り上がるのも納得の切り口です。
この作品は、おそらく、多分、きっと、フィクションです。ネット小説に作品を投稿している人のエッセイとして始まる物語。軽くて明るい感じの文体で、ちょっとした会話の途中で聞かされるような、何でもない感じで始まります。ただ、話の内容はちょっとずつ、しかし確かに怖くなっていきます。読み終える頃にはアナタもゾオオッとするでしょう。web作家さんに、是非とも読んでほしい一作です。
エッセイ風です。作品を投稿したらコメントがきた。「○○をテーマに○○○○○のような話を書いてみてはどうでしょうか」そこまではよかったが……。リアルにありそうで怖いですー。
本作は小説投稿サイトに初投稿をした著者さん(本人ではなくあくまでフィクション)が体験した不気味なエピソードを(あくまでフィクションとして)描いた作品だということですが……あまりにリアル。エッセイ風のこの文体のリアルさは本当にフィクションなのか? とどうしても作り物だとは信じられません。改めてあらすじを読み返してもそう書いてはあるのですが……本当にフィクションなんですかね?
軽薄な口調で語られる作者の話しは終始胡散臭くもあり、ゆえに生々しさというものが生まれます。テンションもどこか吹っ飛んでいてリレーのように与えられるお題にどんどん答えていく。実は自分が何をさせられているかを知るとき…フィクションと謳ってますが、その言葉も軽い。だから、リアルに寄り添う口語調による旨味が抜群の(恐怖的な)効果を作り出せているのだと思いました。ぞっ、と顔面蒼白するような経験をさせていただいた作品です。皆様も、すこしだけ作者の嘘に踊らされてみては如何かと?
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(215文字)
いやね、どこの小説投稿サイトが舞台とかは言いませんけどね、これって本当にフィクションなんですよね?軽い語り口で始まり、軽快に物語が進んでゆく。でも、ある段階でふざけ切れなくなる……。実際、そんな事ってありますよね? マジヤバい時に限ってね。ほんと、作り話で良かったって思いますね。あ、しつこいようだけど、これってフィクションですよね? 本当だったら怖すぎるからね。
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このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(115文字)
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