和田正雪

タイトルが印象的な本作ですが、ただの意味不明な文字列ではなくちゃんと秘密が隠されています。 タイトル以外にも全体を通して謎が散りばめられており、一つの謎が解決したと思いきやまた別の…続きを読む

本作は小説投稿サイトに初投稿をした著者さん（本人ではなくあくまでフィクション）が体験した不気味なエピソードを（あくまでフィクションとして）描いた作品だということですが……あまりにリ…続きを読む

もちろんSFなので現代では不可能な技術や価値観を描いた作品ですが、それがとてもリアルに感じられます。 それはきちんと現代から地続きの未来が描かれているからです。 今自分が生きている…続きを読む

スペースオペラと魔法ファンタジーという最強に面白い2要素をかけ合わせて面白くないはずがないわけです。 魔力量最強のできそこない王子が宇宙に飛び出していくのは胸熱ですし、ちょくちょ…続きを読む

私にはこれといって修学旅行の思い出があるわけではないし、もちろんこの短編のような会話も経験もありません。 (行きはしましたし、ぼっちでもなかったんですが日常の延長として大したことで…続きを読む

内容はグロテスクなはずなのに文体や言葉選びが上手く、ただグロテスクなだけでなく詩的で綺麗な印象を受けました。 猟奇的かつ幻想的な詩文を読んだような不思議な読後感で短い作品ですが満足…続きを読む

人間界で大人気と噂の赤いキツネさんと緑のタヌキさんに青いテンさんが会いに行くという童話チックなお話です。 この青いテンさんが実に陽気でいい奴！ 彼が出会うキツネさん、タヌキさんもこ…続きを読む

コミカルで軽快な文章が心地よく、あっという間に読み切ってしまいました。 アクマやカッパをはじめとした登場人物も際立っています。 最後のオチは秀逸であんな方向に話がいくとは……想像が…続きを読む

介護する祖母への愛憎入り混じる複雑な感情が軽快な文章で描かれています。 苦しくて嫌なことばかりでもそれでも決してなくならない愛情に思わず涙が溢れました。 是非多くの人に読んでいただ…続きを読む

非常に読みやすい文章でストレスなく読み進められました。 謎の土着信仰「おのろし様」の謎の提示の仕方も巧みで本当にありそうなリアリティを感じさせます。 今後の展開や「おのろし様」の正…続きを読む

短い文章の中にこれでもかという情報量が感じられます。
実話怪談風からファンタジーまでバリエーションも豊富でとんでもない満足感を得られました。