介護する祖母への愛憎入り混じる複雑な感情が軽快な文章で描かれています。苦しくて嫌なことばかりでもそれでも決してなくならない愛情に思わず涙が溢れました。是非多くの人に読んでいただきたい傑作だと思います。
拙作『夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない』がKADOKAWA文芸単行本にて発売中です。 よろしくお願いいたします。
人間が生きる。 それは綺麗な事ではありません。 自分一人でできる事が少なくなった人を支える。 それは、自分以外の汚い部分も、観て、触って、そしてその人の代わりに耐え続けなければならないとい…続きを読む
介護職員として働いている者の視点からレビューを書かせて頂きます。「介護の仕事って大変だね」よく言われます。しかし、仕事としての介護と身内を介護する大変さは、異なります。(長くなるので割愛しま…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(265文字)
高齢者が増えていく日本で、介護は避けて通れぬ道です。老老介護、ヤングケアラー、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。それだけ身近な問題なのです。綺麗事抜きに、時にユーモアを交えなが…続きを読む
もっと見る