クトゥルフの呼び声【お食事篇】


主人公は忙しい人で、毎日たちよる癒しの場所をもっている。
全国各地でフランチャイズしているコンビニエンスストアの
目当てはクトゥルフお母さん。どの支店にも遍在して出迎えてくれ
「あら、麓郎ちゃんじゃないの」
クトゥルフお母さんは頭から生えたピンク色の触手をクネクネさせる。

そこで手に入れたクトゥルフグルメに舌鼓をうつ主人公・麓郎さんは
まず絶品の旨さの表現でこちらのお腹をぐうぐうと鳴らしてくる
昼時に見てしまうと舌の根本がきゅうーとするほど美味しそうだ。
その美味からひろがる情景であったりストーリーにもうっとりしていると
そろそろ宇宙的恐怖がやってくる
食した食がこんどは麓郎さんを喰らいかえしてくるのだ。

彼に伴いついつい来店してまうのは
クトゥルフお母さんとの会話をたのしみ
内側から愛されるように喰われ尽くす快楽を味わいに。

クトゥルフの寵愛をうけに、あなたもご来店はいかがでしょうか。


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