実にラヴ・コメしている珠玉の一品。

いわゆる短編集。世界観を少しずつ出す仕事編、お酒+話タイトルの食レポ編、そしてこれが本作が正しくラヴしている――オチ編。
このオチに関しては、まぁ、タイトルを見れば察せられるだろう。有名どころからマイナーまで「愉快な仲間たち」が登場するのは大変満足させられた。
一応最終話まで読んだうえでレビューしているのだが、実にラヴしていた。素晴らしい。グルメが好きな方、ラヴが好きな方、コメが好きな方――には是非とも本作を味わって頂きたいと心から思う。

最後に、そして今更なのだが。なんでラヴ・コメなのか。普通「ラブコメ」なのではないのか。中央の・は何なの。というかラヴしているって何。と思う方、いるかも。
コメ、は説明不要だろう。米のことだ。米とは我ら「人類」の主食であり、つまりは食事の事である。
・、の意味するところはもちろんただ一つ。全ての源でありこれは前の単語が創み出したものを意味する。ラヴ・コメ、とは「ラヴが創み出したものによる食事」という意味だ。
では、ラヴは? そりゃあもちろんかの御大の略であり、つまりラヴk

…………ああ、画面に! 画面に!
ガッシャーン。

その他のおすすめレビュー

ラジオ・Kさんの他のおすすめレビュー181