概要
2029年。57年ぶりに月に立った人類は、7万年前の人骨を発見した…
2033年、月面にて宇宙のエラー"ホール"が発見された。
そのホールは、位置を示す三次元(X,Y,Z)、
時間を示す一次元(T)、そして確率を示す一次元(P)の
五次元(X,Y,Z,T,P)のうち、1つの次元の値が異なる別のホールと
共役の関係にあるという。つまり――
時間、確率、位置が違う世界同士が繋がってしまったのである。
時間次元の値が小さい、過去からの使者「ディープシーライブズ」
確率次元の値が異なる、パラレルワールドの住人「サウロイド」
そして、遥か外宇宙から狩り場を求めて現れる"奴ら"…!
"ホール"により月面で相克する事になった7つの文明。
あり得たかもしれない『5つの地球』と『2種の宇宙人』
彼らはやがて生き残りをかけて衝突する事になっていく…!
我々はその戦いを『7
そのホールは、位置を示す三次元(X,Y,Z)、
時間を示す一次元(T)、そして確率を示す一次元(P)の
五次元(X,Y,Z,T,P)のうち、1つの次元の値が異なる別のホールと
共役の関係にあるという。つまり――
時間、確率、位置が違う世界同士が繋がってしまったのである。
時間次元の値が小さい、過去からの使者「ディープシーライブズ」
確率次元の値が異なる、パラレルワールドの住人「サウロイド」
そして、遥か外宇宙から狩り場を求めて現れる"奴ら"…!
"ホール"により月面で相克する事になった7つの文明。
あり得たかもしれない『5つの地球』と『2種の宇宙人』
彼らはやがて生き残りをかけて衝突する事になっていく…!
我々はその戦いを『7
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!2034年、恐竜人月面基地VS五隻の人類初の戦闘宇宙船との開戦が熱い!
お勧めされていたので読んでみましたが、何で書籍化されてないのか不思議なくらいの完成度、かつ面白いハードSFです。
あっという間に引き込まれ、四百話以上を一気に読破させて頂きました。
ハードSFの醍醐味と言える設定の妙がなされ、異種族の考え方や習慣がみごとに描写されております。
キャラクターも地に足がついており、違和感なくこの世界に馴染んでおります。
しかもこの量で序盤の展開も終わって居ないと思われます(゚∀゚)
日本版ペリーローダン作品の開幕です。
これが埋もれるとは、SF冬の時代といわれますが氷河期ですね。
SF好きには是非ご一読をお勧めしたい逸品です。 - ★★★ Excellent!!!相まみえた7種の生命体は生き残るがため戦う……!
2033年、月面に3つの異世界を繋げる次元跳躍孔“ホール”が発現。人類(ヒューマンビーイング)は海底人(ディープシーライブズ)及び恐竜人間(サウロイド)と講和条約を結び、「九条約」を結ぶこととなった。しかし話はそれで終わりはしない。三者のみならず他の異世界人やエイリアンが出現し、総勢七者となった彼らは己が種の生存をかけ、相打つことに……!
異世界=パラレルワールドの住人である5つの種族に2種のエイリアンを加えた生き残り合戦、このたまらないストーリーを実現した“ホール”の設定がすばらしい! 細やかさと濃やかさはもちろんのこと、設定が各陣営の立場や思惑にしっかり絡められているのですよ。説明…続きを読む