このエッセイは、タイトルにあるように読んでいる人が「笑」ってくれるような内容になっています。ただ、この方の笑いは「わっはっはっは！」とお腹を抱えて笑うものではなく、心の中に温かなものがふわっと沸き起こるような、「くすっ」としたほっこりする笑いなのです。

　共感できる話が多く、生活に潜んでいる小さな笑いを、作者さんならではの言葉で表現されているのがとても好ましいです。
　そして読まれた人はきっと、それぞれの話の結末に共感したり、くすっと笑ったりできると思います。

　どの話もとっても短くて、どんなに読書が苦手な人でも、1分あれば1話読み切れます。また、柔らかな笑いが欲しいなと思った方におすすめですので、そういう気分のときに良かったら訪れてみてはいかがでしょうか。

とても楽しく読ませていただきました。

短くてクスリ。

エッセイならではのクスリとした笑いが詰まってます。自分は疲れると三山さんのエッセイを読んでリフレッシュしてます。

短くて面白いものって、実は書くの難しいんじゃないかなって思います。自分なら余計なこと書きすぎちゃう。けど、くすっと笑えるものをすごくシンプルに、わかりやすく書かれているから、このエッセイ好きなんだよなあ。

何気ない日常を素直に描いておられるだけですが、クスッと笑え、幸福な気持ちになれる、肩のこらない素敵なエッセイ。