概要
初恋は叶いそうだった。でも叶わなかった。そのはずだったのに。
――この世界の果て、アステール島。唯一どこの国にも属しないこの島には魔女が一人だけ住んでいる。この世界で一番高い塔。そこが彼女たちの住まい。ただひたすらに星を読み、いつか来たる神の言葉を伝えるために存在する。彼女たちこそが「星詠みの魔女」と呼ばれる女たちだった。――
皇子の婚約者でありながら、次代の星詠みの魔女に選ばれてしまった侯爵令嬢のミモザ。当然その婚約は解消され、一人塔で暮らし始める。元々皇子は男爵令嬢に惚れているようだし破棄されるのも時間の問題だったわ。そう割り切りたいがどうしても初恋の王子が忘れられない。塔での生活にも慣れた頃、島に来るはずのない訪問者がー?
小説家になろうにも掲載しております
皇子の婚約者でありながら、次代の星詠みの魔女に選ばれてしまった侯爵令嬢のミモザ。当然その婚約は解消され、一人塔で暮らし始める。元々皇子は男爵令嬢に惚れているようだし破棄されるのも時間の問題だったわ。そう割り切りたいがどうしても初恋の王子が忘れられない。塔での生活にも慣れた頃、島に来るはずのない訪問者がー?
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