第7話 無題の続き

 区分よく他人が動くのは徹底的に気分が良い。これが、空気の正体だ。裏に何かが待ち構えているから。暴力をちらつかせるか。


 全員で悪い事をすれば、一つにまとめれば悪く無い。世間はそっちに流れた。

 それを証明しているものが有る。

 完成するのは『悪意の嵐』恐怖に凍り立つ未然の明るい笑顔に逆に自由を勝ち得た筈が自由を喪失してしまう。手放してしまったのだ。他者も同じ、同様のソフトだから。


 寒気で凍える中、理解と言う言葉の意味は当時は少なかっただろう、反抗の意味のすり替えに相当する。

 結論から言おう。『、奈落の底まで……共に落ちようぞ』と言うのが罪の内容だ。

 案外、「望まぬ者同士、怨憎を果てまで極めようぞ」と言って来そうだ。


 欲望に溺れようぞ。共に。


 古い言葉で言えば、案外新しいものだと気付かない。


 永遠に分からない寒気の正体は恐怖によるものだと普通は気付かない。相談し褒めて貰えるはずが、初心者の割には頑張ったのが厳然たる内心と行動論共の事実、他人を決めつけるのが正しいのは、危険だからと諭す。

 支配が待っていた。合法で当然なければならない。よって、ジェントルマンシップのハコにすり替える。言葉はコミュニケーションのツールでは無い。

 決めつける、コントロールするための行動制限だ。

 寒気は解除しないと身体は動かない。恐怖は看破しないと、次に進めない。目線の位置を変えさせるサービスは組織が気持ちよく回りこれほど、心地良いものは無い。

 他人の為味方の振りは当然、敵側への情報提供機会、平然と恥を晒す暴露する。情報戦は強い。



 隠蔽と言う。

 暴力を潰す為のツールだ。罪を消したい。ニーズは果てしなく計り知れないほど深い。

 悪意は結集し、取り逃がしが無い。あの世の話だ。悪因悪果、遂には三途の川を溺れてしまう。上限が設定された、その因果応報の極みは代償である空気のもの、例えて言うならば色情の応報に応ず。

 コントロールの果ては、上の階層の人間の世界戦略と言うべきだろう。

 支配したのは人間の扱い方、動物のような扱い方、管理とは扱い方、権力とは手の届かない及ばない欲望がばれて、子供騙しがバレてはならない。

 露わになってはならないのは、弱点では無い。悪意の支配だった。

 人間の空気を支配したならば改変されるのは、正義であり気付いたならば支配したのは情報の握り潰した後の上方の塗り潰された体裁の良い整った状態だ。


 改変されてしまったならば当然のペイだ。

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