フェニックス・レコード

ディージィーアール

第1話 呪いの人形

 学校で、授業を受ける。その話の続きだ。

 そのもので済むわけがない。その一件、それはつまり、永遠に続く事を意味する。学校で見た全ては、連綿と続く呪いの人形への終末を鍵として意味した。

 盗まれた物が、最も美しい人形の喜ばれるべき事態に送られる正体だった訳だ。

 髪が伸びるのは、ヒト由来だから、インターネットを見たりすると原料に行き着く。しかし、ウィッグの世界で無い人形は、調達を望まない剥ぎ取りによって、行われたのだった。

 オカマの完成、髭の使用、山の様に有っただろう『あの授業』結末をこう、推論付ける。

 女が幽霊として纏わり付いたなら、それは汚く扱われたら憑依する。拍子抜けした様に成仏した場合でも、製造工程に当たる部分が悪いと憑依して呪う事が正しい気がする。

 自分は望まない形で、喜ばれ、放置され、飽きて、汚いとぞんざいに汚い罵り言葉と共に、『パーツとして』存在したからだ。

 誇りなど無い。


 まるで、どこかの国のアフリカ大陸のダイヤモンドの様だ。


 かの関連をこのように推測し、学校で怪談で無い、ホラー自由研究にしたら喜ばれた。

 当然だ。授業の続きだから。

 しかも、あんまり怖く無い。出来事と事象をひたすらわかりやすく、「週刊誌の記事の様に」あれは15年持つ。これは怒られない、祟るなど言語道断だろう。最後に、人形供養をしている所、神社とその歴史をザザザっとまとめて終わりだ。邪では無い。自己保身の名の下、この身だけは、守りたい。そう考えるからだ。

「暴れる」と困る。そこまで詳しくなった。最強の神社をピックアップした。歴史を加えれば、万全という訳だ。神社は戦争に直結する。意外なことに事実だ。


 祟られない。この技術は存在しない。しかし、供養の炎のお焚き上げの中に『呪い返し』を感じるのだ。

 ボクはこれを3D呪い返しと呼んでいる。呪いの使用は、得てして2Dの紙だ。

 3Dならば次元の違う圧倒的な火力で持って、次元の違うその上から下の火力で持って全てを無に焼き払う。そう感じる。

 狐が、昔ならば監視していたと言う意味だろう。霊力が有るとは、憧れがあるので、正義が有ると言うことだ。そう言う意味も消されたか、そう考えるのも手っ取り早い。

 神の使いとは、よく言ったか。とも考えてもいい。空気は良さそうだ。白狐自体価値が有り、密猟されるターゲットだろう。そして、本当に厄災の様なバチが当たったと考えられる。

 この場合、嘘か噂この部分が存在し無い。

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