★★★ Excellent!!! 魔法使いに……なってみる? 近藤銀竹 ポンと叩く度に、妻に関わるものが消えたり現れたり。 それは魔法なのか、それとも別な何かなのか。 霧に包まれていくような結末も、想像が膨らみます。 レビューいいね! 1 2020年1月7日 22:58
★★★ Excellent!!! 可愛らしいタイトルに釣られて覗いてみると… 音乃色助 すっかり騙されました! もちろん、いい意味でw ポンと叩けば――、 シンプルなアイディアに人の「深層心理」を絡める事で、 見事な「ヒューマン・ホラー」が仕立てられております。 ぜひ、読んで!! レビューいいね! 1 2020年1月5日 00:53
★★★ Excellent!!! どこから? どこまで? まったく読書できてないとうふ【留守です】 ポンと叩けばあら不思議、目の前のものが消えたり出たり。 楽しくなって叩いてみれば、何もかもが消えて。 さぁ、どこからが現実? どこまでが現実? あなたは……叩く? レビューいいね! 1 2020年1月1日 00:24
★★★ Excellent!!! 意外なお話です。 烏目浩輔 タイトルとは違う印象のお話です。 でも、おもしろいです。 意外なお話を皆さんも楽しんでください。 レビューいいね! 1 2019年12月30日 18:52
★ Good! clap your hands 濱野乱 手を叩くと、妻と妻に関するものが消失する。初めは戸惑う夫だったが、次第に慣れていき…… 夫婦というのは近くて遠い他人なのかもしれない。 レビューいいね! 1 2019年12月30日 11:58
★★★ Excellent!!! ポン、ポン、ポンと転がされて やまもン ポンと叩けば、二転三転、一体何がホントなの? 最後の最後まで真相は分からず、もしかしたら真相などないのかもしれない。 ひとつ言えるのは、この作品がホラーだということ。 ポン、の響きにゾクッとします。 レビューいいね! 1 2019年12月30日 00:42
★★★ Excellent!!! 片付けが苦手な人は必見! 魔法で部屋を片付けよう! ハルカ 部屋を片付けられない奥様と、散らかった部屋にストレスを感じているご主人の話。 序盤は、部屋が散らかっている有様が淡々と描写されているのですが、これが不思議と読ませる文章なのです。 ご主人目線の一人称は、悲壮感が漂いながらも、どこかユーモラス。 すると、あら不思議! 話の中盤で摩訶不思議なことが起きます。 これは夢か、それとも魔法か。 主人公がとても楽し気で、つい自分も「ポン!」とやりたくなります。 そして、テンポよく進む物語をワクワク読み進めると、事態は怪しい雲行きに……。 そうなんです! 可愛らしいタイトルのくせに、ホラーなんですこれ! (((・Д・;))) ラストに行くにしたがって、何が本当のことなのか、だんだんわからなくなってきます。 実に巧い具合にぼやかしてあって、それがとっても怖い。 このレビューも涙目になりながら書きました! 笑 最後の二行にゾッとさせられ、リアルに肩のあたりがゾクゾクしました。 そして、恐怖のあまり、部屋を片付けたくなりました。 そうです。私も部屋を片付けられない人間なのです。 いつも散らかして本当にごめんなさい……。 レビューいいね! 1 2019年12月29日 23:14
★★★ Excellent!!! ポンッと叩く魔法のようなもの うすだ 詩一さんお得意のあっと驚く短編です。 短編ながら数多くのジャンルに当てはまる本作ですが、夫がまるで魔法みたいな感じである「ポンッ」を手にいれ、今回も予想外な展開となっています。 レビューいいね! 1 2019年12月28日 21:44
★★★ Excellent!!! 気軽に始めた「ポン」の怖さ楽しさ。 長門拓 散らかし魔の奥さんと、その散らかしっぷりにストレスを抱える旦那さんのお話です。 物語は全体的にカジュアルな雰囲気で、気楽に読めるのですが、時折怖い言葉や感情が顔を覗かせます。それは「○○さえなければ」「○○さえなくなれば」という発想です。 これって実感がありますよね。ストレスに直面して、そのストレスの発生源を除去したくなる。誰でも思い当たる節があると思います。 その倫理的な正否はともかく、そのような能力を手に入れたらどうなるか。「私」はいつでも取り返しがつくけど、それができなくなったらどうなるのか、など、いろいろ想像もしてしまいました。 もう一回読んでみよう・・・うーん、やっぱりすごい物語だ・・・(ФωФ) レビューいいね! 2 2019年12月25日 03:24
★★★ Excellent!!! 境界線は見えるか? 綺嬋(ちー・ちゃん) 本物の魔法を認識してしまったら? 自身の生きるこの世界の何が現実で、何が魔法なのか。どこまでが本当で、どこからが偽物なのか。何を信じて、何を信じないか。 たって一人の男の物語ですが、ある意味で、これはとても現実的な物語なのだと感じられました。 レビューいいね! 1 2019年12月25日 02:35
★★★ Excellent!!! もしかして真実はすごく怖ろしい……? 読者同士で推理したいSS 松宮かさね 非常に読みやすいショートショートです。 わがままな妻の散らかし癖に悩まされる夫。鬱屈とした日々を送る彼が、ある日手に入れた不思議な力は……。 一読して、意味が分からないということはないと思います。でも所々で何かがひっかります。 まるで、石の裏にムカデでも潜んでいそうだけど姿は見えなくて、ざわざわと違和感だけがしているかのような……。 そのため何度も読み返して、隠れている真実がないかどうか確認したくなりました。 とても簡単なお話のようでいて、でも真実がよくわからなくて、「あれ?」っとなっています。 ミステリやホラーで使われる、いわゆる「○○できない○○○」を用いた仕掛けがあるのではと疑ったからです(ネタバレのため伏字です) 読了後に「消えたのは、どっちだ……」というキャッチコピーを見て、ぞぞっとしました。 上面だけ見ると、そんなに怖ろしい話ではありません。 子どもの頃に、ドラえもんの独裁者スイッチの話が怖ろしかった思い出があります。主人公の力にそれに近い怖さは感じました。ですが、この主人公はその力による大きな恩恵も受けており、決してバッドエンドというわけではありません。 よかったよかった……。 ……なのかな? この話はSFでありミステリでありホラー。ホラー? そして「消えたのはどっちだ?」の文字……。 もしかしたら、もっと恐ろしいお話なのではないだろうかと、背中がぞくぞくしました。 とんでもなく怖ろしい想像をしたのですが、どうなのだろう。他の読者の方はどういった解釈をしたのだろう? 気になって仕方がないのです。 人によって解釈も異なり、さらにまた何度も読み返すうちに、違った想像ができる物語なのかもしれません。おもしろかった……! レビューいいね! 3 2019年12月25日 02:27
★★★ Excellent!!! ポンと叩くと……どうなる? 浅田 千恋 物凄い勢いで良質の短編を提供してくれる詩一さん、その新作なのだから面白いのは間違いない。だから私のレビューなんか見なくても、すぐさま本作を読んでくれればいい訳なんだが…… さて、本作のあらすじにはこうある。 「SFであり、ミステリーであり、ホラーである」 なるほど、確かにこれはSFでありミステリーでありホラーだ。この作者からのメッセージに注目すると、この小説をより深く楽しむ事が出来るのではないだろうか。 初めての方はまずは読む。既に読まれた方はもう一度。そう、これは読めば読む程味が出る、そういう小説なのだ。 レビューいいね! 1 2019年12月24日 22:57
★★★ Excellent!!! 途中から良く分からなくなってくる……けどそこがいい! 木沢 真流 とある便利な魔法を使えるようになった主人公のお話。 それはそれは便利で、邪魔なものを消したり出したりできる。 いやはやこれは愉快、愉快……ユカイ? 主人公は気づいていませんが、ある時からどこか雲行きが……。 果たしてこれはうつつか幻か!? その先に待つものは? 作者様の得意とする読者を翻弄とする作風が今回もびしりと決まります。 必見です! レビューいいね! 1 2019年12月24日 22:05
★★★ Excellent!!! ぽん! きつねのなにか なんということだろう、私の目に前には無限に広がるレビューの海が広がっているではないか。これなら素晴らしいレビューがいくらでも書ける。 私にはこんな能力があったのか。素晴らしい。もう一度手を叩いてみよう ぽん! あるぇ? レビューいいね! 1 2019年12月24日 21:41