詩一さんお得意のあっと驚く短編です。短編ながら数多くのジャンルに当てはまる本作ですが、夫がまるで魔法みたいな感じである「ポンッ」を手にいれ、今回も予想外な展開となっています。
いい歳して5年振りにラノベ製作を励むようになった社会人でとてつもないガラスメンタルの持ち主です。 語彙力が人並みの自信がなく日本語がたまにあやふやになることも…
手を叩くと不思議なことが起こります。考えさせられる終わりでした。
ポンと叩く度に、妻に関わるものが消えたり現れたり。それは魔法なのか、それとも別な何かなのか。霧に包まれていくような結末も、想像が膨らみます。
ポンと叩けば、二転三転、一体何がホントなの?最後の最後まで真相は分からず、もしかしたら真相などないのかもしれない。ひとつ言えるのは、この作品がホラーだということ。ポン、の響きにゾクッとします。
物凄い勢いで良質の短編を提供してくれる詩一さん、その新作なのだから面白いのは間違いない。だから私のレビューなんか見なくても、すぐさま本作を読んでくれればいい訳なんだが……さて、本作のあらすじには…続きを読む
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