兵庫城崎温泉リハビリジイジと孫孫よろず相談ネット(南埜正五郎追悼作品・スタップ事件の真相に迫る)

大学で長らく公務員講座を担当して来たジイジは、定年後ゆったりと城崎温泉町で暮らしながら、教え子たちへのアフターケアを兼ね様々な相談を受け付けて彼らのサポートにつとめてきたが、医師をする二人の娘が相次いで離婚をしてしまい、妻であるバアバが家を出て離婚した娘たちの世話に専念。代わってジイジのところへ転がり込んできたのが、長女の娘で大学休学中の日向代（ひなよ）と、次女の娘で同じく休学中の包子（つつこ）であった。彼女らは医学の勉強そっちのけで謎解きを楽しむ方向へ突き進んでしまい、ジイジの教え子たちへの相談所が、いつの間にか、よろず相談ネットに宗旨替えをしてしまうのでありました。
　さて、本書をネットにアップする理由は、孫たちの協力を得て、気になって仕方のない、ある意味、私にとって許しがたい【スタッ…続きを読む