概要
愛とはひっそりと流れ去ってしまう物なのかもしれない。
一つの世界で、話ごとに主人公が変わります。
全ての物語が一つの結末に向かうのを楽しみに読んで頂けたらと思います。
全ての物語が一つの結末に向かうのを楽しみに読んで頂けたらと思います。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!疑心の合間で、真を繋ぐ
東アジア風ともヨーロッパ風ともつかない独特の世界で登場人物たちがそれぞれの始まりに辿り着く、本格的なファンタジー作品です。
感情を盛り上げるような描写が際立ってあるわけではなく、むしろ淡々としているかもしれません。しかし登場人物たちが傷つけ傷つけられながら、世界の真実や信じられる想いを見つけていく展開を読んでいると、そうした淡白さはまったく気にならなくなります。また、登場人物や脇役が嘘や恐怖、猜疑心に囚われていく過程も、世界観や物語に深み――人間臭さを与えている。結局どの種族も同じ反応をしているだけなのが、何とも言えない……。
個人的には、狼君とカラスがツボでした。狼君は龍を師匠と慕…続きを読む