第18話 婚活で多くの人が誤解をしていること

「最初は月10件以上お見合いが出来たのですが、いまは1〜2件です」

「1年で30人ぐらいの人と会えました。同じぐらい会えるのでしょうか」


こういった話を耳にすると、「ああ、このまま婚活が長期化するんだろうな」と私は思ってしまいます。


なぜかというと、婚活は普通の活動と全然違うことを理解していないからです。

多くの活動は、継続をすることがいいことになっていますが、

婚活は、「早く終われば終わるほど良い活動」です。

共通しているのは、妊活と就活ぐらいでしょうか。

やめるのではなく終わらせるというのがミソなところも同じですね。


極端に言えば、「婚活が何かわからないうちに終わる」ということでもOKです。



例えば、こういうことがありますね。

A子ちゃんが「私にお見合いのお申し込みが少ないのはなぜでしょうか」と質問してきたとします。

でも、A子ちゃんはいまB男さんとお見合い後デートを重ね、関係は良好です。

そしてB男さんと結婚を前提に交際するのもOKだったりします。


「お見合いのお申し込みが少なくたって、いまB男さんいるからいいじゃない」

「いや、でも活動をちゃんとできているのか不安なんです。

 もっと会わないといけないんじゃないかなって」


こういう会話の展開になることが多いのですね。

真面目な人ほど、活動をしなければと不安になります。


でも、婚活はサークル活動ではありません。

終われるならさっさと終わった方がいいのです。


今年は1人目のお見合いで成婚した人が3人いました。

5人以内のお見合いが8割です。


数を気にしないでください。いい人と出会ったと思ったら、

無理にお見合いをこなすのではなく、いったん手をやすめて、

その人と向き合って交際をしてください。


婚活=お見合いの数をこなすと思わないでください。

こんな活動はさっさと終わるに越したことはありません。





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