第6話 欠伸(その二)

 人間が恐る月曜の朝。


 何がそんなに恐ろしいのか彼には分からない。彼にとってはいつも通りの日だ。例のごとく彼の視線の先には男がいる。憂鬱そうだ。憂鬱なことを何故するのか?彼には人間の行為が理解できない。さて香箱を作り直す。そして欠伸あくび


 今日も平和である。

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