もどかしくも甘い、目が離せない禁断の恋愛模様。

主人公アスターとアリッサムの間には、普通に恋愛するには難しいほど様々な壁が立ちはだかっている。
性別、家柄の違い、歳の差、そして教師と生徒という関係。

アスターはその壁を言い訳に、表面的にはその恋を諦めつつ、内心は気が気でないほどに愛している。
だが、肝心のアリッサムのとある重要な事実に気が付かない! あんなにもアピールしてるのに!
というもどかしさが、たまらなく甘い!

当然、その恋は一筋縄には行かず、様々なすれ違いや思惑の果てに……。

一途にアタックしてくる子と、鈍感主人公という関係を、こうもうまく料理できるのかと唸ってしまいました。アリッサム、可愛い。アスター、頑張れ。

ラストシーンも、アスターの振り回され人生を予感させるもので、いい意味で裏切られること間違いなし。

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