概要
エタった物語は時に暴走して、人を飲み込みます。
そのため、『物語終了課』の公務員たちが物語を終わらせるため日夜励んでいる。
そんなコメディです。
三十路の主人公が、 物語を終わらせるために主人公を殺したら転生されたり、 作家の必要性の感じない盛られた設定に苦労されたり、 物語を未完のままにさせるべく活動する女子高生にスト―カーされる話。
未完の物語によってジャンルは様々、ミステリー、VRMMO、ゾンビもの、異世界転生。
色々なあるあるあり。
六章からはラブコメ要素も入って来ています。
次は11月に更新予定です。
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
ちょっとネタバレがあるかもしれない登場人物一覧。自分のための忘備録みたいなものです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!笑い、面白さ、感動、驚き、閃き、そして学びの詰まった物語!
【簡単なあらすじ】
ジャンル:現代ファンタジー
未完の物語は時々暴走する。それは一般人には知らされていない真実。それを食い止めるため架空の公務員、『物語終了課』の人々が活躍する物語。主人公は仕事以外にもいろんな難題に直面していく。
【物語の始まりは】
物語終了課がどんなところでどんな仕事をしており、どんなタブーとルールがあるのかが明かされるところから始まっていく。
【舞台や世界観、方向性(箇条書き)】
簡単に説明すると、未完の作品を強制終了させる仕事が物語終了課。
しかしそれにはルールが存在する。例えば昔話によくある”めでたしめでたし”で終わらせてはいけないなど。
仕事が山積みなのだろう…続きを読む - ★★★ Excellent!!!走れ!全てのネヴァーエンディングストーリーにENDをもたらすために…
『この物語は未完のままである……』
昔そうやって楽しみに読んでいた物語の結末が知れなかった時、どれほど嘆き悲しんだだろうか。
そんな、誰もが一度はきっと経験した事がある(かもしれない)出来事。
エタった物語が時に暴走し、人を飲み込む世界で、それを解決するべく日々立ち回る公務員。その名も物語終了課。
この発想でこんな話が書けるのか!とまずは作者様のセンスに脱帽です。
物語を書く人にも、好きな物語がある読書好きにも、時には映画や漫画、ゲームのネタまで。ひたすら笑えるネタがてんこ盛りに盛られています。
そしてキャラクターも魅力的。
主人公なのに振り回されがちな本間続さんには、毎度毎度「お疲…続きを読む - ★★★ Excellent!!!世界の中心で「未完であれ!」と叫ぶ
物語終了課。
それは終わりを知らない物語を終わらせるために存在する国の機関である……!
未完の物語は時折暴走し、人をその中に巻き込んでしまう事があり大変危険なのだが、それは一般人には秘められていて、彼らは人知れず対処する未完物語対応のエキスパート(公務員)なのだ!
広げられた大風呂敷を畳むのはプロもアマも大変で、人と違った物語を書こうなんて肩ひじを張ってスタートしたらさぁ大変。テンプレを避けての物語終了の難易度はかなり高い。結果、世の中には終わってない物語が溢れ、その対処が本間達、物語終了課の仕事となる。公務員として頑張って国民のために働いてくれているのだが、どういう訳か主人公…続きを読む - ★★★ Excellent!!!物語を愛するすべての人たちへ…
カクヨムに作品を投稿している書き手の皆さん、エタりそうな作品はありませんか?
もし今の作品が未完結で終わりそうなら、文部科学省 物語終了課へ今すぐご連絡ください。でないとその物語、暴走しますよ──?
設定の秀逸さに唸らせる本作品。
作者に終わらせてもらえなかった未完作品は時に暴走し、人を呑み込む。物語の暴走を止める為に、文部科学省 物語終了課に勤める本間続(ほんまつづく)は今日も奔走します。
物語の暴走を止めるには、物語の続きを書いて終了させる必要があるのですが、物語終了課には、今日もありとあらゆる設定を詰め込みすぎて完結できなくなった作品がやってきます。国と作者に挟まれ、未完の物語は部署…続きを読む - ★★★ Excellent!!!全ての事には終わりがある。……あるよね?
小説や漫画・ドラマなんかでよく見る展開。
主人公のピンチ!!
さあ、この後どうなるんだ!?
“ この連載小説は未完結のまま半年以上の間、更新されていません。”
ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!?
そんな経験が貴方にもあるだろう?
これはそんな物語にケリをつけてくれる、とある役所のとある課のお話。
ケリをつけてくれると言っても、そこはお役所の役人仕事な訳で。
物語中に特に明記されてないからといってミステリーの犯人を幽霊にしたり、夢オチにしたりとやりたい放題。
かと思ったらそんな便利過ぎる手法には大臣の許可が必要だったりと、結構ままならなかったり。
で、なぜ彼等はここまで躍起になって…続きを読む