第6.5話
部屋に戻り、床に散らばったパズルのピースをせっせと拾う。だけど、一部見つからないピースがあった。床を這うようにして探してもないので、いったん諦めることにする。気づいた頃には見つかっているだろうと高を括り、今はこれでいいやとそう思う。
ベッドに仰向けの姿勢で倒れこみ、眩しく輝く照明の明かりに目を細めながらスマホの画面を見る。写っているのは、彼女のコカ・コーラのアイコンと、私が彼女に送ったメッセージ。
質素な文章で、控えめな短文で、簡潔な言葉で、
そこにはこう、記されている。
また来週
君との約束 宮蛍 @ff15
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます