概要
竜は千年の眠りについていた。夢に街を巣くわせながら
丘の上に竜は眠っていた。丘から見下ろせる時計塔の街。それは竜の夢に巣くう街だった。
KACの締め切りが迫ってきたので、駆け足ぎみです。いつか加筆したいな……。
KACの締め切りが迫ってきたので、駆け足ぎみです。いつか加筆したいな……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!千年続けば《夢》は現実になるのか
眠り続ける竜と壁にかこまれた町、終わりを語る老人たち……果敢なくも美しい幻想譚です。短編というよりも掌編にちかい文章量ですが、重厚な世界観が構築されています。ここから数多の物語が始まりそうな、或いはすべての物語が終わっていくような。
あらゆるものが夢をみるのならば、ここにいるわたしが誰かの夢ではないと誰が証明できるのか。例えば、千年も続く夢を見続けたら、それは現実になるのではないのか。再びに夢の続きを見ることはあるのか……そんなことを考えながら、物語のその先に想いを馳せました。
果敢ない幻想に身を委ねて、暫し思索したい読者さまにおすすめ致します。