概要
これはある冒険者達の壮大な物語…刻まれるのは旅路と、絆と、借金と!?
〈完結、読者様方に感謝します!〉続編、ギ・アジュラスの讃歌編も連載中!
そこは赤き世界〈ザガディアス〉と呼ばれる世界。
魔導機械を中心とした文明社会で唯一、古代からの正統なる魔導を受け継ぐ大地のお話。
その魔導王国辺境の町を、荒らしまわる輩が居ると噂になっていた。
だがしかし――それはとある機関に属する一行であり、決して悪党などではなかった。
……なかったのであるが、彼らが立ち寄った街々のあらゆる所で噂がまことしやかに囁かれる。
「奴らが通ると大衆食堂が崩壊する!!」と――
果たして彼等の明日はどっちだっ!?
そこは赤き世界〈ザガディアス〉と呼ばれる世界。
魔導機械を中心とした文明社会で唯一、古代からの正統なる魔導を受け継ぐ大地のお話。
その魔導王国辺境の町を、荒らしまわる輩が居ると噂になっていた。
だがしかし――それはとある機関に属する一行であり、決して悪党などではなかった。
……なかったのであるが、彼らが立ち寄った街々のあらゆる所で噂がまことしやかに囁かれる。
「奴らが通ると大衆食堂が崩壊する!!」と――
果たして彼等の明日はどっちだっ!?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!濃厚、濃密な大作ファンタジー
まず第一に、技や出てくる単語の一つ一つがカッコ良い。胸の奥にある心を揺さぶられるような良さがあります。いいですよね、漢字にルビ。精霊魔法のワクワクする感じ。そういうの大好きです。
そして文章も味わい深い。ミーシャを視点としたコメディチックな一人称と、重厚でありながら淡々とした語り口の三人称が切り替わるタイミングが秀逸でした。長く読んでいてもダレない作りとでも言いましょうか。
最後にキャラクター。濃い。濃いです。主人公一味はもちろんのこと、敵キャラクターや脇役のようなキャラクターも使い捨てにしないキャラ作りが見て取れました。セリフだけで「あ、こいつが喋ってるんだな」と分かるのは明快でとても…続きを読む - ★★ Very Good!!まさに、ドタバタ珍道中
「魔導機械」という文字を見て、ファイナルなファンタジーな印象を受けましたが、特にそう言うこともなく、独自の視点でファンタジーを書き込んでいて面白いと思いました。
あと、横文字の書き方がどれも素敵です。
横文字、あぁ素晴らしきかな横文字。
それに、世界全体を大きく描きながら、それぞれの国や町、人の細かい部分まで語っていくのは読みやすくて良いですね。
これからの彼等の旅路と世界(食堂も含め)の行く末が気になる所ではあります。
旅→食堂→崩壊→旅→食堂→崩壊→・・・なんて続いたらある意味で斬新で面白いかもしれません。まぁ、作中の食堂の経営者を思えば、面白くも何ともないでしょうけどね。
…続きを読む