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  • 第12話 秋の雷(いかづち)への応援コメント

    ピリリと痺れる味わいがあります。
    山中食品の雷鳥という捻り揚げが真っ先に思い浮かんでしまいましたことをお許しください。ガーリック味が酒に合うのです☆

    作者からの返信

    山中食品の雷鳥? 捻り揚げ? ということは米菓ですね。知りませんでした……雷鳥って命名はおもしろいですね。ガーリック味で辛みもあるのでしょうか。お酒のツマミによさそうですね。私はわさび味の柿の種をよく買います。年度が替わって少し落ち着いた感じでしょうか。スマホのメールに届いた通知を見て「おお」と声を上げました(笑)。

  • 第9話 ユウタ君の憂鬱への応援コメント

    ペーパーウェイトの日常感も好きなのですが、こちらの不思議感も好きです。
    少し不思議、というにはずいぶん不思議な気がするんですが、登場人物たちにとってはあくまで少し不思議、くらいの感じなんだなあという手触りが面白くて。
    この空気、素晴らしいと思います。
    うーん、すごいです。やっぱり。

    作者からの返信

    ここで起こる出来事を、登場人物たちが当たり前に受け入れてしまう、そんな空気感がお伝えできればなぁ、という思惑でこのシリーズを書いています。だから「手触り」や「空気」という言葉がコメントにあって、とてもうれしく思います。一話完結でいろんなお話を書こうとしていましたが、キャラが固まると書きやすくて、連作みたいになってしまったところもあります。お読みいただき、過分なお言葉まで、ありがとうございます。あと、素晴らしいレビューも、ありがとうございました。


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    第12話 秋の雷(いかづち)への応援コメント

    お邪魔します。

    相変わらずの主人公とアパート周りの人たちとのやりとりが面白いです。

    ライチョウの渡りは圧巻でした。私の脳内には三羽のライチョウが一本の稲妻になって空に登って行く(逆稲妻?)画が浮かびました。無音なのに大音響を感じる空気の振動とか、目の前が真っ白になるような強い光とかを思い浮かべて楽しませていただきました。

    天城さん、もしかして美味しくいただくことを期待して渡りを見に来てた? なんて思ってクスッと笑ってしまいました。

    作者からの返信

    一度キャラが出来上がってしまうと書きやすくて、易きに流れてしまっている感があります(笑)。渡りのシーンをクライマックスと考えていて、どう書こうかと試行錯誤したものですから、「圧巻」のお言葉が、とてもうれしいです。天城さん、しっかりしてますよね。卵をいただいて、あわよくばライチョウの方もおいしくいただいてしまおうなんて(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第2話 ふくべへの応援コメント

    とても好きなお話です。
    ひょうたんがいなくなっていたときの落胆、また現れたときの翌朝の三合の酒を見つけたときの様子など、一緒に一喜一憂しました。
    >ビールをぐいっと飲まずに何とする
    一番好きな表現がこれでした。
    この話の方向と主人公の性格がとても良く現れていて。

    作者からの返信

    それは、よかったです。私自身もお酒を飲むことが好きなので、お酒を飲む話ばかりを書いてしまっています。お金がなくてもお酒を飲みたい主人公は、結局お酒の方へ流れてしまいました。欲望に忠実とか楽観的とか、ではなく、あまり深く考えず流れのままに、あるものを受け入れる感じでしょうか(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第10話 山蟻への応援コメント

    コメント失礼します。


    日常に隠された奇跡と驚異の瞬間が、この章には息づいています。
    生け垣から現れた真っ黒な影が「おはようございます」と挨拶するシーンは、現実と幻想が織り成す独特の世界を創り出しています。
    甘利さんと宇山氏の会話は、人間の欲望と好奇心、そしてそれらが開く未知の可能性へと思いを馳せさせるのです。この物語の持つ、唯一無二の魅力には、心から引き込まれます。ありがとうございました。

    作者からの返信

    日常に何食わぬ顔でまぎれ込んだ不思議な出来事を、普通に受け流す登場人物たち。そんな話を読んだ方たちに、奇妙な空気感を感じてもらえたらいいなぁ、という思いでこのシリーズを書いています。ちょっとユーモラスな感じもまじえたく。過分な言葉をいただきました。お読みいただき、そして深く読み入っていただき、ありがとうございました。

  • 第12話 秋の雷(いかづち)への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    天城さん、いいですね。
    豪快に食べる人は気持ちがいいです。笑
    あと、「おいしくいただきます」というところが、このうえなく好きです。
    実利的な人&SDGsですよね。
    無駄にしないのがいいです。

    冒頭のシーズンオフというのは、ライチョウが渡っていくからなんですね。
    なるほどと思いました。
    ところで、渡りって言葉、かっこいいですよね
    僕も渡りの話を書きたいと思っているんですが、なかなかいいアイデアが思いつきません。

    作者からの返信

    天城さんのとぼけた感じを出したいお話だったので、彼女の言動をおもしろがっていただけて、うれしく思います。なかなかつかみどころのない人ですよね。このアパートの住人は、そんな人たちばかりですが(笑)。そうです、そうです。ほんの些細な伏線に、気がついていただけたこともうれしいです。「渡り」のお話。どんな物語ができあがるでしょう。パッと思いつきませんが、楽しみにしています。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第12話 秋の雷(いかづち)への応援コメント

    前半の軽やかさが好きです。特に天城さんが卵を飲んじゃう所。一緒になって、「あら、まあ」と思ってしまいました。
    卵料理ならスクランブルエッグだってオムレツだってあるのに🍳と読みながらもだもだしてしまった私は、天城さんとあんまり変わらない食いしん坊なのかも。汗 でも、生卵を吸ったりは致しませんからね! ちょっと大人版「ぐりとぐら」みたいで面白かったです。

    作者からの返信

    ぐりとぐら! なるほど、その発想はありませんでした。あれはカステラを作るのでしたっけ? 雑木林の茂みで、ごそごそと卵を探す。似ていなくもないですね。生卵を飲ませちゃうところは、ちょっとやり過ぎか、と思わないでもなかったですが(笑)。卵はよく使う食材です。目玉焼き、玉子焼き、ゆで卵。麺類に落としたり。最近、お高くなっちゃいましたね……。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第12話 秋の雷(いかづち)への応援コメント


    キャラの記憶が少し怪しくなっていたので、拝読後に天城さんの登場回をざっと読み直してみました。最初から食べることに目がない人でしたね。今回の、ライチョウの渡りを見に来たことにしろ、風流な趣を見せながらも、基本的には渡りに失敗した鳥の肉狙いだったということでしょうか ^^。それはそれで、自然のありように忠実な生き方ということなのかもしれません。

    今回の白眉はライチョウの渡りのシーンだったと思いますけれども、これは例によって何かの信仰か儀礼のイメージが入っていたりするんでしょうか? 多分「雷鳥」の名にちなむ形で、季節の巡りととその尊さを寿ぐミラクルな何かを、筆の赴くままに綴られたのではないかなと想像しますが。

    当たり前のように移り変わっている四季の(昨今ではそれが当たり前でなくなりつつあるのですけれど、それはさておき)、決まりきったようなサイクルの中に、人が知り得ぬ神秘の数々が埋もれている――そんな妄想をたっぷりと満たしてくれる短編でした。あ、でも今思い出したんですが、たしか雷鳥って特別天然記念物で、絶滅危惧種。卵を丸呑みって……。

    作者からの返信

    あ、湾多さんも読み直していただいたようで恐縮です。そうですよね、ライチョウは高山に住む貴重な鳥です。ここでいう「ライチョウ」とは、「雷の鳥」といったことを示す名前の架空の鳥ということで^^;。おっしゃる通り、季節とか風景描写が好きなので割とたくさんしてしまいます。渡りのシーンがクライマックスなので、頭をひねって書きました。読んだ方に、不思議な空気感を感じていただければ、という思いです。あまり儀礼的なことを考えていたわけではありませんが……でも言われてみると、そんなふうにも感じられますね。三羽の鳥が山桜の大木に、逆三角形の位置にとまっているところとか。意識して、信仰とか儀礼とかを取り込んだら、また違った味わいのものが書けそうな気がしてきました^^;。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第12話 秋の雷(いかづち)への応援コメント

    こんにちは。コメント失礼します!
    春先のリコちゃんのお話に出てきたハンミョウ!!と画面の前で手を叩く気持ちになりました。地主のタヌキさんの再登場にもにっこりです。大家さんのお気に入りが分かるスペースと言うのがかなり人間味あふれていて、笑ってしまいました。他のも埃くらい払ってあげて!笑
    落ち葉で埋め尽くされた雑木林の、鬱蒼とした描写が心地よく、雨が近い時の土の匂いまで感じ取れるようでした。いつもながらの素敵な描写力。惚れ惚れします。
    ライチョウの「渡り」に遭遇中の緊迫した空気感を経ての、最終的には味玉にしてしまう結論の気楽さ。良い主人公だなぁ。癖のある天城さんも無邪気でかわいらしいです。悪い人ではなさそう。
    素敵なお話をありがとうございます。また楽しみにしております!!

    作者からの返信

    「春宵奇譚」を読んでいただいた皆様の記憶が新しいうちに、早くこのお話を公開しなければ、と気ばかりあせって結局この時期になってしまいました(笑)。覚えていただけていて、よかったです。コレクターという人は、文字通り収集家で、次第に集めるコト自体が目的になってしまうような、そんな気がしていました。たまには昔のコレクションも眺めて、キレイしてあげて欲しいですよね。大家さんは、商売には敏いですが割と雑な人のようです。雑木林って、何か好きです。昔はうちの周りにたくさんありましたが、今ではすっかり開発が進んで少なくなってしまいました。天城さんは「我が道をゆく」みたいな人で「供の者」まで連れていますが、弱点もあってどこか憎めない人です。この短編集、一話完結でいろんなお話を書くつもりでしたが、連作短編みたいになってきちゃいましたね。考えねば。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第1話 冬ごもりへの応援コメント

    なんとなく参加した企画でなんとなくタップした先にこんな作品に出会えて幸運です。

    痴情や劣情の行く果てよりも男が恐れる、女性の奥深い魔性がすごく美しく表現されていると思います。

    追って続きを楽しく読ませていただきます。

    作者からの返信

    女は山に住む怪異で、こんなふうに男を誘い込み、男の精を食らって眠り、もうずいぶんと長いこと生きている……そんな怪談のような幻想譚のようなお話を書こうと思ったのがきっかけでした。描写に力を入れているつもりなので、美しいと評されて、とてもうれしく思います。この後は、わりとコミカルなお話も多いのですが……。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第10話 山蟻への応援コメント

    甘利さんが当たり前のように「山蟻でしょ、それ」と言っている様子が面白かったです。
    自分は知らなかったのですが、妖怪みたいなものなのでしょうか…
    さすがに食べるのはちょっと勇気がないですが、一度見てみたい気はします。

    作者からの返信

    はい、妖怪みたいなもの……なのだろうと思います。昔読んだ内田百閒著「山東京伝」に登場した山蟻を、リスペクトを込めて登場させてみました。私も食べたくはないですが、見てみたいですね(笑)。奇妙な生き物が、普通に息づく世界を描き出したいと、この物語を書いています。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第11話 春宵奇譚への応援コメント

    春の宵は少しずつ、夜がにじむように始まる。からはじまって、リコちゃんの心理描写が素晴らしいですね。

    毎回、このように書くって素晴らしいことに思えます。

    作者からの返信

    最初はもっと不思議を前面に出した幻想譚にするつもりでしたが、書いてるうちに少々コミカルなトーンになってしまいました。思いついたお話を、どんなトーンで書けるかということは、ある程度書いてみないと分かりませんね。春の夕暮れに家にいると、いつの間にか部屋が暗くなっている、という経験が在宅勤務中によくあったもので。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第11話 春宵奇譚への応援コメント

    こんにちは。今回も素晴らしい物語世界にお招き頂いた気持ちです。
    所々に挟まるリコちゃんの独白と、三人称視点の文がリズム良くてとても心地良く読み進めました。
    曇天を「蓋をされてるみたい」と感じたり、女性に何と話しかけるべきか悩んだり、等身大の女の子が不思議の入り混じる世界を生き生きと歩いているようで、どの描写も味わい深いです。石敢當が出てきた時は「舞台は沖縄なのかな」と思いましたが、関西弁のたぬきさんが出てきて、きっと何処でもない何処かの不思議なご近所なんだなぁと思ったりしました。
    私もハンミョウには気を付けて過ごします。素敵な物語をありがとうございました!もし出来れば、また彼らに会いたいです!

    作者からの返信

    こんばんは。そう言っていただけてよかった。視点人物が女の子なので、ちょっと「無理してる感」がなかったか、と思っていたもので(笑)。石敢當は主に沖縄ですが、沖縄以外でも普通にある……と思っていて登場させたのですが、今調べてみると(今?)、沖縄以外にもあるけれど、やっぱり少ない、みたいです。このお話は、その数少ない例外的な場所ということで。ハンミョウは、いかにも肉食といった見た目の強力なアゴを持っています。人を誘うような動きで惑わしてきますので、道々お気をつけください。私も、またこんなお話が書ければ、と思っているのですが……。お読みいただき、ありがとうございました。

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    第8話 夏至祭への応援コメント

    素晴らしい読書体験をさせて頂きました。
    「崖の上にはブナやナラの雑木があって、植林された杉ばかりの不愛想な山に、この場所だけ表情があるようだった」の一文が好きです。
    今夏、書籍化して欲しいNo.1作品です(ほんとです)。
    質問なのですが、サヤおばさんが鉄パイプを握っていたのは、どうしてなのでしょうか?要の力に関係しているのでしょうか?
    後半、あっという間で(文章の迫力がすごくて)、正直ちゃんと理解できていないです。
    追伸:今読み返していて、「供え物」という言葉をしっかり捕えました。なるほど、祐一郎たちは要を守ったのですね。

    作者からの返信

    私の住むところは山に近くて、その山は植林された杉ばかりで、そんな山を見慣れていたものだから、初めて白神山地を訪ねた時、山がもこもこと丸い形をしている! と思ったものでした(杉の植えられた山は尖って見えます)。葉介の視点だけで背景の説明がまるでありませんが、この世界の空気を感じていただければ、という思いでした。なので、しっかりと読み取っていただけて、とてもうれしいです。古い因習に縛られて人身御供になるところだった要を逃がした……ということなのですが、もう少し説明がある方がよいですね(笑)。お読みいただき、かなり過分なお言葉もいただきました。ありがとうございました。そういえば、今日は夏至ですね。

  • 第9話 ユウタ君の憂鬱への応援コメント

    お邪魔してます。

    逆から読んでしまいました。
    思わず、あー!大家さん!
    見た目はともかく、きっと面倒見のいい大家さんですね!
    この不思議が当たり前の世界が普通の住宅街にあるのが、とても面白いです。
    ユウコさんの気持ち、わかります。そんなお呪いがあっても使うことはないですが、頭の中では自分に都合の良いように想像してしまいますよね。

    作者からの返信

    でも逆から読んでいただいたことが幸いしました。このお話を投稿してからずいぶんと間が空いてしまっているので、11話の男が、ここに登場した大家さんだと気がついてくれる人がいるかな……なんて考えていました。大家さんはこの辺りの大地主で不動産経営までしているのです(笑)。一人でユウタ君を育てているのユウコさんを気遣ってあげる、優しい一面もあります(そんなことは全然書かれていませが)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第11話 春宵奇譚への応援コメント

    お邪魔します。

    春の宵の始まりって、こんな感じだわと最初から引き込まれてしまいました。異界がすぐ隣にあるのが普通、人では無いものには注意という主人公の生活がすんなり入ってきて、時々クスッと笑ってしまうのが楽しかったです。そして、白木蓮のくだりに、わあっ!素敵!と思いました。
    面白かったです!ありがとうございました。

    作者からの返信

    春の宵を感じていただけてよかったです。その頃に公開するつもりが、書き上がらずこの時期になってしまって、季節感がずれてしまったものですから。こんな環境で普通に暮らしている。そんな主人公の日常のひとコマをそのまま描いたお話でした。白木蓮のくだりのところは、いろいろと試行錯誤してひねり出した一文なので、そう言っていただけてとてもうれしいです。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第11話 春宵奇譚への応援コメント

    いつもの@sakamonoさんよりぐっと可愛い女の子の語り♪ でも、素直な性格も健康そうな食欲もほんと全部可愛くって、その上ダメを畳みかけてる所とかテンポもリズムも可愛らしいんだもの。この子はまた読みたいなあ。それにしてもこんなに可愛いだなんて、ちょっとズルい笑。

    作者からの返信

    三人称で書いていますが、視点人物が女の子なので少々苦労しました。「こんなふうに書けば、読んだ人に可愛いと思ってもらえるだろう」などといった、いやらしい計算が入らないように、と(笑)。なので、コメントに何度も「可愛い」の言葉が出てきて、とてもうれしい気持ちです。こんなお話をまた書けたらいいなと思いますが……書けるかな。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第11話 春宵奇譚への応援コメント

    人外も気楽に行き交う豊かな自然 笑 の中で、なんだか悠々自適の生活を送ってるような主人公。いろいろと慣れているようで、うっかり者っぽいというところが、この話を話ならしめているキモですね。

    日常の風景からしてすでに異界が映り込んでいて、油断すると沈丁花がことさらに毒を漂わせてくる、なんとも混沌とした舞台設定です。それでいて、全然暗い印象がなく、ふんわりした幸福感まで感じられるのは、つまりそういう主人公がそういう人だということなんでしょう。

    気がつくとはっきり異界へと場面が切り替わっている、という例も多い@sakamonoさんの作品ですが、今回はどこまでも境界が茫洋としていて、それゆえに

    >消えたぼんぼりは、うっすら白く光の跡を闇に残し、点々と板塀の上を奥へ続く――白木蓮が満開だった。

    のような比喩がひときわ味わい深く読めます。

    ところで信楽焼みたいな毛深いキャラって、つまりは土地神みたいなもんだったんでしようかね? なんだかこの主人公の周りは、日常的にこういうのがうろついているような印象です。日々楽しそうですが、こういうのはページの外から眺めるのが吉、というもんでしょうか。

    作者からの返信

    人も人以外も関係なく、勝手気ままに交流している、という前提だったので、気楽という言葉をいただいて、とても作品にフィットした感想だなぁと思いました。勝手気ままな交流の説明は何もありませんが、この短編集を読んでいただいた方なら、その空気が何となく伝わるかなと。何事にもこだわらない飄々と行動する主人公、というコンセプトです。早春に咲く花ばかりが出てくるのは、その頃に書きだして完成させられず、この時期になってしまったことを意味しています(笑)。「消えたぼんぼりは……」のところ。このお話の最初の発想が「ぼんぼりのように灯るハクモクレン」というイメージでした。でも書いていてハクモクレンが全然登場しない。どうにか登場させたくて、前後のつながりを考え、四苦八苦してねじり込んだ一文です。そこに言及していただけたことが、苦労の甲斐があったというか、とてもうれしいです。唐突に登場したタヌキ。この土地に長く住んでいるのですが、そのヘンの説明もまるでありません。連作短編っぽく、この後にまた登場させて、何らかの説明をなどと考えております。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第11話 春宵奇譚への応援コメント

    春の宵は不思議なものと縁を繋ぐ貴重な時間。
    斑猫と漢字で見るだけでは猫の一種にも感じますが、実のところは宵にキラリと光る「道教え」の昆虫。奈落ではなく、美味しいお店にでも案内してくれれば可愛らしいのですが、肉食だけにどこへ連れて行かれても食われてしまうのがオチでしょうかね(笑)
    読み手も宵闇へ誘われるような世界観は正しく奇譚。いつもと違う筆使いに、愛宕も夜の散歩をしてみたくなりました☆

    作者からの返信

    ハンミョウの習性をご存知でしたか。さすがです。ハンミョウが漢字だと斑猫って、何だかとても不思議な感じです。ハンミョウの顔をアップで見ると、ごつい顔で口元も凶悪に強そうで、肉食というところもうなずけます。それでも体の紋様はキレイなんですよね。そんなハンミョウに着いていくと……という恐怖譚にはできませんでした。三人称ですが視点人物が女の子なので、ちょっと苦労していつもと違う筆致になったかもしれません(笑)。内容でお分かりいただけると思いますが、早春の頃にアップしようと書いていて、書き上がらず、この時期になってしまいました(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第10話 山蟻への応援コメント

    ああ、このお話もよかったなあ。飄々としてとぼけた味が@sakamonoさんテイストです。珍味ってこういう風に書かれると、何かこう異世界の入り口みたいに思えてきますね。ふだんは食べることなど考えないものの先に知らない世界が広がっている、みたいな。
    虫は食べたくないんですけど、花の蜜は吸います。椿は試したことないです。でもあれ、たしかに小さいひとが出てきてもおかしくなさそうなサイズですよね。このひとたち、すごくよかったなあ。ほんとにいそう。後で探してみよう。そして最後の一文に吹きました。@sakamonoさんってば期待を裏切らない食いしん坊さんだ!! って笑。おごちそうさまでした。

    作者からの返信

    その発想はありませんでした。珍味が異世界の入り口……それもアリかもしれません。えっ、こんなもの食べるの?! という状況が見る世界を一変させそうで。食べ物を核に据えた物語を考えるのもおもしろそうです。最近、昆虫食も注目されているみたいですが、私も食べたことはありません。エビやカニの仲間だと思えば(仲間じゃありません)食べられなくもないかな(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第7話 とこなめ大根への応援コメント

    大根の鳴き声…(笑) ハリーポッターを思い出してしまいました。今回は、宇山さんも天城さんも登場して、贅沢な回でしたm(_ _)m

    作者からの返信

    断末魔の叫び……ファンタジーに定番のキャラクター(?)を、安易に登場させてしまいました(笑)。宇山さん、天城さんの登場を喜んでいただけて、とてもうれしいです。「僕」と天城さんは特別な大根おろしで、きっとおいしくお酒を飲んだことと思います。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第3話 紅うさぎへの応援コメント

    さすがですm(_ _)m
    天城さんは何者なのでしょう?双子の弟(お供?)も良いですね✨
    この世界観にずっと浸っていたいきもちになりました。

    作者からの返信

    天城さんはお供がいるくらいなので、ちょっと位の高い人。だったのですが、事情があって都落ちした没落貴族。お供は2人だけで、安アパートで暮らさなければならなくなってしまったけれど、昔の生活も忘れられないし、気位も高い。そして人ならざる者……そんな、いい加減な設定を考えて書きました(笑)。この後も、また登場します。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第9話 ユウタ君の憂鬱への応援コメント

    『ユウタ君の憂鬱』というエピタイの割に、ユウタ君が淡々として見えるのが@sakamonoさん作品っぽいです。憂鬱を抱えているのはお母さんのユウコさんの方でしょうか。親子なのに親子っぽくなくて、大人も子どもも動物もあやかしも皆、同じ地平にいるのが面白いです。まあ、大人と言っても年ばかり喰って中身はちっとも進歩していないと言うか、なんなら子ども時代の方が大人っぽかったかも、と思うくらいの私なので、そういう意味でも@sakamonoさん作品は読んでいてすんなりと心に入ってきてしまいます。
    キノコカレーは大人テイスト✨ キノコ大好きです♪ でも、カレーならジャガイモの方が人気が高そう。特に子どもには。そう言えばイモ掘りなんて行事もありましたね。初夏くらいだったか。懐かしいです🥔

    作者からの返信

    「憂鬱」というほど本人は悩んだりしていませんよね。むしろ仕方ないと受け入れているみたいな。ユウコさんにいいように扱われているのに、我関せずと、よほど大人です。と、あらためて考えるとご指摘の通りだな、と思いました(笑)。この作品、書いている途中でつまって、あれこれ考えているうちに、何だかよく分からないごった煮のようなものになってしまいました。すんなりと心に入ったならよかったです。私も、キノコやジャガイモが好きなので食材としてよく使います。そういうところ、作品に出ちゃいますよね。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第8話 夏至祭への応援コメント

    いつもの@sakamonoさん作品だと、お山の中で紛れこむ妖しの国って感じですが、今回はそこにもうひとひねりある設定ですね。終末感漂うSF的近未来、を感じました。
    シカの解体がとても詳しく書かれていて、これは体験したことがあるのですか? とても興味深かったです。要の文字を「西の女」とバラしたのも、シカ(をバラすの)と重ね合わせて面白いなあと思いました。
    そしてサヤさん、こちらにも登場✨ 色々な作品で違う役割を少しずつ与えられているサヤさんを見かけるのは、@sakamonoさん作品を読む楽しみのひとつとなっています。

    作者からの返信

    「荒廃した未来社会」といったテイストが背景にある。そんな雰囲気を少しだけでも出せないかと、その部分については無理して書いた(かもしれない?)作品であります。でも私が書くと、どうも土俗的というか和風というか、そんなテイストになってしまいました。ポストアポカリプスという感じにはなりません。山で獲れたシカの肉をいただいたことは度々あるのですが、自分自身が解体の場に立ち会ったことはありません。解体のシーンは調べて書きました。鹿肉、おいしいです。漢字をバラすことの暗喩とするつもりはなかったのですが、なるほど! そう言った方が深みが出ますね(笑)。似たようなタイプの人物には同じ命名をしてしまうみたいで、少々引き出しが少ないのですが、いわゆる「スターシステム」ということで(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第7話 とこなめ大根への応援コメント

    なんでサンマ、4匹じゃなくて3匹なんだろう? とか、いや、ダメよそこは七輪の横ですぐ食べようよ、とか、庭でサンマ焼けるなんてなんて贅沢な!(ある意味、焚き火よりもハードル高そうな)とか、それはもう色々と勝手な突っ込みを入れながらにやにや笑って読んでました。
    それと語り口が前回よりもこなれてきてるように思いました。こういう連作短編って、キャラクターが段々と勝手に動いてきてる感じで読んでて楽しいですね。それこそこの逃げ出した大根みたいに(以前、地元にあった直売所では、冬になると夫婦大根飾ってました。足プラスαの男性大根用品種があったら、とくだらない想像までしてしまいました笑)。

    作者からの返信

    あれ、そういえば? 見返してみたら確かに3匹でした。特に気にとめず3人だからと、そう書いてしまったようです。後でもう1匹、追加で焼いたということで(笑)。一応設定として、ここは東京近郊の郊外で住宅地だけれど畑も残っているようなところで、サンマくらい焼いても平気かな、などと考えておりました。そのヘンは読み流してください。でも笑っていただけたなら満足です(笑)。そうなんですよね、そういうところ、あります。短編集としていろんなお話を書こうとしていましたが、連作みたいにこのキャラクターたちが何度も登場することになってしまいました。次はまったくテイストの違うお話です。このお話、もちろんそうしたちょっと不思議な形をした大根から発想しています。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第6話 洞への応援コメント

    >白昼夢と考えていたできごとが、僕の現実とつながってしまった。
    読んでいて、まさにこんな感じでした。季節的にも今あたりなのかしら。今頃、主人公はひとりでどうしているのだろうと思うと、どこか分からないけれど探しに行ってあげたい気分になります……。

    作者からの返信

    桜が濃い緑の葉をつける頃、今頃ですね。私たちが普通に暮らしている日常を、ほんの少し踏み越えて、でもその境界の見分けがつかない……って感じに書きたいと思っているのですが、なかなか難しいことです。少女はもしかして本人も自覚のないままに、うらみに思っていたのかもしれません。復讐? といってしまうと途端に陳腐になりますが。怠惰な日々を送っていた主人公が、今頃どんなふうに過ごしているか。どこかにあるかもしれない出口を見つけていてくれるとよいのですが。お読みいただき、ありがとうございました。


  • 編集済

    第5話 コーラフロートへの応援コメント

    昨夜、弟とラムを飲んだのです。とっても美味しいラムで、飲みながら「ラム&コーク」という好きなミュージシャンのアルバムタイトルを思い出して、「コーラで割って飲みたいなあ」なんて話してたのです。そうしたら。
    オチのないのがいい感じの、肩の力の抜けた、それこそラムをつぎ足したくなるようなお話だと思いました。あー、これ、うまいなぁ、って。うまい、と言うのは美味いであり、上手いであり。とぼけてて、甘くて、飄々としてる、おとなのファンタジーだな、と。おごちそうさまでした♪

    作者からの返信

    姉弟でラムを飲むなんていい夜ですね。私もGWは妹たちが来たので、お酒を飲みました。下の妹がクラフトビールにハマっていて……。酒の飲み始めの頃は、よくコークハイを飲んだものでした(笑)。ちょっと不思議な空気が醸し出せて、それを読んだ方に感じていただければ、というお話でした。ふわふわしていて、芯みたいなものがないことが弱点なのですが。カノコさんの心の動きは、想像するしかないので曖昧になってしまっています。このシリーズの他のお話もそうですが、このお話が一番現実と乖離していませんね。それと、ちょっとマジメな文体で書いている。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第4話 迎え火への応援コメント

    他の方のコメントと同じことを思い出していました。『野辺の出来事』です。
    サワさんみたいにひとりですっと消えるようにしてこの世から旅立てたらいいなあとよく思います。なかなかそうはいかないのだろうけれど。土葬はちょっと怖いです。おばあさんもそうだったのかしら? 
    サワさんが湯呑みを庭にぽいっとするところが不思議と印象的です。湯呑み、コーヒーを飲むのには向きませんでしたが、日本酒には良さそうですね(と言っても私は日本酒は不得手なのですが💦)。不思議さよりも、友人のようなふたりの静かなやり取りが心に残りました。

    作者からの返信

    はい。繰り返しになってしまいますが、同じ人物をイメージして書いています。もっと言うと、伯母ではなく私の年の離れた従姉の女性をイメージして書きました。設定は違っても同じ女性のイメージを使い回しているので(?)「冬休み」というお話にもサワさんが登場します(笑)。子供の頃、祖父の葬儀に立ち会ったことがあって、確か土葬だったの思うのですが記憶違いかな。サワさんはたぶん、あまり執着とかない人なので、この世に未練があるというよりも自分が死んだことに気がついていないのだと思います。来年のお盆にも、また同じことが繰り返されるでしょう。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第3話 紅うさぎへの応援コメント

    今は焚き火をするのもままならなくなりました。焼き芋、ついこの前、友人たちに食べさせられました笑。ドンキホーテで売ってるのが美味しいのだと言って。女子は焼き芋好きが多いのでしょうか。「ドラえもん」のしずかちゃんがそういう設定でしたけど、実は私は焼き芋、得意じゃないのです。でも、焚き火は好きです🔥 不思議可愛いお話、おごちそうさまでした🍠

    作者からの返信

    私の住んでいる郊外でも焚火は禁止になってますものね。世知辛いです。女子が焼き芋好きなのは、マンガによくある記号的表現だと思っていたのですが、世の中意外に焼き芋好きの女子が多いコトに驚いたことがあったのですが、満つるさんは苦手でしたか(笑)。最近の焼き芋はほくほくというより、しっとりした甘味があって、私は好きです。スーパーなんかで売られてますね。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第2話 ふくべへの応援コメント

    あの。私、このお話を読んで@sakamonoさんへの認識を新たにしました。
    これ、好き!! 凄くいい✨✨
    ユーモラスでかわいげがあって、不思議がすとんと腑に落ちるんですもの。
    それでもやっぱりお酒のお話なのが@sakamonoさんらしいと言えばらしいけど。
    終始、笑いながら読んでいました。途中からは声をあげて。

    作者からの返信

    ああ、それはよかった。満つるさんの笑い声が聞こえてきそうなストレートな感想、とても励みになります。コミカルな話を書く時はとても緊張します。自分はおもしろいと思って書くわけですが、これ、スベってないかな、などと読む人の反応を考えてしまうので。それと後から思ったことは「ペナントとか東京タワーのミニチュア付き万年カレンダーとか」のくだり、若い人にはピンと来ないかもしれない、ということ(笑)。この短編集、一話完結でいろんなお話を書くつもりでいましたが、語り手の「僕」と彼を取り巻く人たちの関係が書きやすかったのか、この後度々登場することになってしまいました。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第7話 とこなめ大根への応援コメント

    お邪魔します。

    読みながら顔が笑ってしまいました。

    秋刀魚を焼くシーンで、天城さんが「燻されるのはだめなのです!」と、飛び出してくるかもと予想したり、天城さんの身のこなしから思うに、お狐様の類かしらと考えたり、いろいろと勝手に想像が膨らんでとても楽しかったです。

    家庭菜園で二股、三股の大根を収穫したことがあって、歩きそうだなって思っていたのですが、やっぱり足のある大根って、逃げるんですね。ポストの口で大根が削られるって…笑いました。

    作者からの返信

    笑っていただけてよかった! シュールというかナンセンスというか、そんなお話を目指して書きました。あ、しまった。天城さんは燻されることに弱かったのでした。そのヘンを加えて、もうひとひねりできそうでしたね(笑)。私も天城さんを、お狐様のようなイメージで書いていたので、言い当てていただけてうれしいです。歩きだしそうな大根、ありますよね。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第6話 洞への応援コメント

    お邪魔します。

    最後の一文、ヒヤッとして肩をすくめました。
    街の中にポッカリ取り残された、静かで美しい風景に思い出の少女、と思い浮かべながら読み進めていたので、余計に「こわ〜」と思ってしまいました。
    読み終わって、もう一度タイトルを見て「おお〜っ」でした。

    作者からの返信

    他のと違って、このお話だけちょっとホラーっぽくなってしまいました。そんなふうに雑多なお話を短編集に詰め込みたかったのですが、だいたい同じような作風になってしまいました。「こわ〜」と言っていただけてうれしいです(笑)。書いているときは、風景描写にばかり気を遣っていたように思います。その点でもうれしいお言葉でした。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第6話 洞への応援コメント

    ゆっくり拝読しております。
    夢と現を交互に見る描写が幻想的でした。子どもの頃の記憶を思い出して、再会を果たす感動的なお話かと思いきや、最後の一文でゾワッとさせられましたね。想像が膨らむ不思議な世界。毎話とても面白いです。

    作者からの返信

    最初に結末があって、それに向かって書いていたので、「再会を果たす感動的なお話」という発想がありませんでした。そういうお話にすることもできたし、それはそれでおもしろそうですね。ちょっとホラーっぽくなってしまいましたが、不思議で幻想的なお話にしたいと思っています。お読みいただき、ありがとうございました。ゆっくり読んでいただけるのは、とてもうれしいです。

  • 第3話 紅うさぎへの応援コメント

    お邪魔しております。

    天城さんにクスッと笑ってしまいました。
    お芋さんと一緒にアパートまで来たもののけみたいですね。お供がついているくらいだから位の高いもののけかもなんて、思ってしまいました。
    細かな描写に画を思い浮かべて楽しんでおります。

    作者からの返信

    ちょっと不思議で、ちょっとおかしい、そんな話にしたかったので、楽しんでいただけて何よりです。そうなんです。天城さんは位の高いもののけというか、人ならざるものなのですが、それ以上の細かい設定は考えていませんでした(笑)。連作のつもりはなかったのですが、この短編集の中でまた登場します。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第4話 迎え火への応援コメント

    サワさんと過ごす時間が優しくて胸に沁みます……
    以前読んだ『野辺の出来事』とつながるお話なのかな?と思い、確かめにいくと、名前や設定が少し違っているのが分かりました。もしかしてこちらの作品をベースにして書かれたのでしょうか? どちらのお話も、季節や土地の匂いが感じられる幻想的な作品で素敵です。『野辺の〜』を確かめにいった時、近況ノートのタイトルに気付いて写真も見ることができたので、より作品を楽しむことができました!

    作者からの返信

    『野辺の出来事』で、名前は変えてしまいましたが、同じ人物をイメージして書いています。そういう意味では、こちらをベースにしていると言えるかと思います。細かい設定的なところは、いい加減になっていますが(笑)。風景描写を取り入れて、それで作品の空気みたいなものを出せたら、思っているので、お言葉とてもうれしく思います。お読みいただき(近況ノートまで)、ありがとうございました。

  • 第2話 ふくべへの応援コメント

    前作の「冬ごもり」もそうでしたが、不思議で……
    そしてとてもお酒が飲みたくなるお話で面白かったです!
    湯煎した缶詰とお酒の味が口の中に広がるように感じ、同時に、奇妙な出来事にもスッと自然に共感しながら読むことができました。良い時間を過ごせました。ありがとうございます。他のお話も(あまり飲めないのですがちょっとだけお酒を用意して^_^ )少しずつ読んでいきたいと思います♪

    作者からの返信

    私はよく(コロナ前のことですが)、1人で飲みに行った居酒屋のカウンターで、本を読むということをしていました。最近では自宅で酒を飲みながら、カクヨムの皆様の作品を読むことが多いです。泥酔するほどでなければ、飲んでいるといっそう作品に感情移入できるような気がします。お酒の出てくる話ばかりですが、おつき合いいただけたら幸いです(笑)。奇妙で不思議な空気感が伝われば、という思いで書いているので、あまり物語的な盛り上がりはないのですが……。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第2話 ふくべへの応援コメント

    寝る前にふと見た小説が素敵なものでした♪
    ありがとうございます。宇山氏、気になります…(笑)

    作者からの返信

    ちょうどよいタイミングで目にとまったようで、この作品にとっても幸運でした。この後、宇山氏はちょくちょく出てきます(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第10話 山蟻への応援コメント

    甘利さん…((笑))今回、甘利さんの人柄がよく出てました。居ますね、こう、ちょっとやそっとの事で驚かない人生極めた感あるマダム。
    宇山さんもそうですが、知り合いに居そうっていう人物描写、人の持つ雰囲気を出すのも本当に上手いですね。とても勉強になります!
    そして、主人公の不思議は不思議で置いといて。あ、そういえば。って切り返しちゃう感じがとても好きです(^^)

    作者からの返信

    しっかり者だけど、どこか浮世離れした感のある甘利さんと、胡散臭く山師っぽい宇山氏、という取り合わせをおもしろく描けたらなあ、という思いがありました。表面的には互いに素っ気ないけれど、どこか通じ合うところがあるような、そんな描写をしたいのですが、なかなかに難しい。お読みいただき、ありがとうございました。
    それと、素晴らしいレビューまでいただいて、大変感謝です!


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    第9話 ユウタ君の憂鬱への応援コメント

    ユウタ君の憂鬱なのに…!すみません、自分にはとてもコミカルなお話に思えて(決して馬鹿にしているわけでなく、読んでいてワクワクする方です)

    大家さん、さらっと古狸ですし。毎度お馴染みツキヒコとトキヒコの見分けつかない心の声。伸び縮みするユウタ君!なにより、こんな不可思議な状況が〝普通〟な世界観。やっぱりこのアパートに住みたくなります(笑)
    このシリーズ?独立させたら、面白そうだと思います。キャラクター達がしっかり確立されてると思うので。

    それにしても、とても楽しかったです(^^)

    作者からの返信

    コミカルに書こうとする時が一番頭を悩ませます。これ、スベってないだろうか、と自問するので(笑)。笑わせることが一番難しいと言いますものね。だから、こんな感想をいただけてとてもうれしく思います。短編集でいろんな話を書こうとしていましたが、同じキャラクターが頻出するとシリーズみたいになってしまいますね。たまに出るくらいにして、いろんな作風の作品を書かねば、と思います。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第8話 夏至祭への応援コメント

    滝の淵と要のシーン…唐突に、強烈に脳裏へ入り込んできました。

    >僕は違った場所の違った時間の光景を見るように…
    いや、まさにそんな状況に突然陥りました(笑)
    文章表現だけでなく、鮮明なビジョンがsakamonoさんにあったのだろうと感じた自分は、おそらく感受性が強いのだと思います。(ので、軽く流してください(^^))

    ふおお~(語彙力低下)
    そして、最後…切なさが身に沁みます。

    作者からの返信

    何と、とてもうれしい言葉をいただきました。ご推察の通りです。最初に、あの滝のシーンのイメージがあって、そこにつなげるために、どんな物語を作ろうか、と考えていったからです(一応、あのシーンがクライマックスです)。何度も書き直した甲斐がありました。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第7話 とこなめ大根への応援コメント

    これは!いつぞやのキャスティングですね!?
    宇山さんには内緒ですね、炭焼きサンマ。

    この部分(文章)すごく好きです。

    > 大根をおろすのに手順なんかあるのだろうか。
    > 真っ赤に熾きた炭がサンマの皮を焦がし、皮からしたたる脂をかぶって猛然と煙をあげた。焼けたサンマが燻されてゆく。

    美味そう…と溜息漏れる文章が美味しいです。

    サンマとビールで頂くシチュエーション(良いですね!)に、
    そっと夜逃げする?とこなめ大根たち。

    想像していたら、「あおくび大根」というキャラクターを思い出しました(^^)

    作者からの返信

    一旦、キャラクターが固まってしまうと書きやすくて、この後もちょくちょく出てきます。1話完結のお話にするつもりだったのに、これは創作に対する逃げなのかもしれない(笑)。サンマを焼くシーンをお気に召していただいて、とてもうれしいです。描写には力を入れているつもりですので。私もサンマは好きで、ビールの後はワタの部分で日本酒をいただきます。「あおくび大根」検索してしまいました。いいカオをしたキャラですね。こういうとぼけた雰囲気、好きです。お読みいただき、ありがとうございました。

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    第9話 ユウタ君の憂鬱への応援コメント

    第十話まで読み通したところで、初めてコメントさせていだきます(あ、間違って第九話に応援入れてしまいましたが w)。

    短編集ということで順に読んでまいりましたが、どの話も緻密に書き込まれた描写とイマジネーション豊かな設定があふれていて、唸らされっぱなしでした。
    ホラーと言うよりは幻想譚の趣が強い第一話、第六話、一転してユーモラスな日常系あやかし話の第二話、第三話、第七話、第九話、第十話、そして恩田陸の一連のシリーズを想起させるような、暗めの伝奇系ながらノスタルジーに満ちた第四話、第八話。第五話は不思議話と言うよりは、来し方を振り返っている女性の内面を寓話的に描いた文芸掌編とでも言いますか。
    食や動植物に関する描写がとても手慣れていて味わいがあるのもいいですね。だいたい食事風景のシーンを読めば、その書き手の実力なり本質が分かると聞いたこともあります。第八話でのシカの解体シーンには賛嘆しかありませんでした。いったいどれだけの引き出しを持っている方なんだろうと。

    紙の本になったら枕元に置いて読みながら寝たい、とおっしゃっていた読み手さんがいらっしゃいましたが、私も同じ気持ちです。連載中ということですんで、改めてこの先を心待ちにしたいと思います。また読ませてください。

    作者からの返信

    何と1~10話、全部読んでいただけたとは! 感無量です。それだけでなく、丁寧に見事に分析されていて、とても感謝しています。自分ではあまり意識せず、単に「日常の少し不思議」な話を書こうとしていて、こんなふうに整理されたものを読んでみると、なるほど自分が何を書きたかったのか、分かるようで、今後の創作に生かせそうに思いました。「日常系あやかし話」が書きやすいので、多くなっているんですね。幻想譚や第四話、八話みたいな話を、もっと書きたいと思っていたはずでした。それと確かに五話は、この並びの中だとちょっと毛色が違う感じもしますね。シカの解体シーンは、その手順を写真入りで解説している本を読んで書きました。都度、調べながらで……。以前に自己分析をして思ったことが、私は登場人物の内面が全然書けてなくて、その分、描写が増えてるんじゃないか、ということでした。この点を改善しようか、それともこのまま、などと思案しています。
    丁寧なコメントに、過分なお言葉まで。更新はゆっくりめですが、また来ていただけたら幸いです。お読みいただき、ありがとうございました。


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  • 第10話 山蟻への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    しゃべるどころか、鳴き声をあげるだけでも、踊り食いはちょっと気が引けますね。
    魚とかの踊り食いも、魚は鳴き声をださないから、ありなんだと思います。鳴き声をあげたら食べれない・・・

    でも、あれですね、安定の@sakamonoさんクオリティーですね。冒頭から引きこむ感じもうまいし、勉強になります。
    現実離れしたお話なのに、実際にどこかで起こっていそうな、そういうリアルな感じも、見習いたいです。

    >「子供の頃やらなかった? 山蟻を捕まえてお尻から蜜を吸うの」
    確かにツツジを吸うのとはレベルが違いますね。生き物のお尻から出るものは、蜜とは違うものような気がしますもんね。
    それを吸うのは、食に探求心のある強者です。笑

    作者からの返信

    すっかり忘れていたのですがコメントを拝見して、昔、シロウオの踊り食いをしたことがあったなあ、と思い出しました。たまたま流れで食すことになったのですが、あまりいい気持ちはしませんでした。山蟻をそのまま食べるのは、さらにキツそうです(笑)。甘いものは貴重でしたから、昔なら蜜ぐらいは吸ってもいいかもしれません。お読みいただき、過分なお言葉まで、ありがとうございました。

  • 第10話 山蟻への応援コメント

    こんにちは。コメント失礼します。
    薄闇に際立つ椿の描写にうっとりしました。椿って、あれだけ派手に咲いているのに香りがしないように思ってまして、でも、確かに蜜はありそうですね。灯りが燈るようにポツポツと咲いている様が、とても美しく感じました。
    いつもながら、主人公の飄々とした空気感が心地良いです。噛み締めるように読ませていただきました。素敵なお話をありがとうございました!(この場合は「蟻が十」かなぁ……)

    作者からの返信

    椿は花びらを散らすのでなく、花が首から落ちるので縁起が悪い、などと言われたりもするそうです。そんな妖しい雰囲気を描写したかったので、うれしい言葉をいただきました。で、そんなことを書いているうちに、その花の中に生息する生き物がいたら……などという発想が出てきて、こんな話が出来上がりました。コメントの最後にオチまでつけていただいて(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第5話 コーラフロートへの応援コメント

    ユキオ、こやつは一体何だったのだろう…と。でも、この場合、きっと謎は謎のままがいいのだと、カノコが呟いてくれたような気がしました。

    登場人物たちの波長がいいですね。
    現在と過去を、朝顔のつるの如く、するするっと絡み合わせて繋げてくれました。
    不思議なで、お話面白かったです。

    ちなみに、個人的にはメロンソーダフロートが好きです(笑)

    作者からの返信

    はい、ユキオは単に昔の男、というそれだけで、つっ込まずにいてもらえて助かりました(笑)。この出来事は、カノコの幻視だったのかもしれません。娘のまほりには見えていなかったようですし。そんな不思議な空気を味わっていただけたなら、よかったと思います。ちなみに私は、コーラとかジンジャエールとか、炭酸のキツイものが好きです。ビールの方がもっと好きですが(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第10話 山蟻への応援コメント

    椿の味なのかなと感じていたら五平餅。人それぞれの感性があることを諭してくれる綴りっぷりに、今回も優しい溜息が漏れてきます。考えてみたら、椿の味すら分からないという(笑) 「珍味っていうのは、それだけで珍重されるもの」というのも大いに頷けます。蟻の尻から溢れる蜜の味、なかなか興味深いです☆
    とても面白かったです★★★

    作者からの返信

    うちの近くに赤い花がたくさん咲いていて、それを山茶花だと思っていたのですが、調べてみると藪椿みたいでした。藪椿の方が蕊が大きくて、中に何かが入っていそうな気がします(笑)。その椿の生け垣の前を、夜、会社帰りに通りかかるのですが、何か幻想的な美しさが感じられて、そしてこんな話が出来上がりました。あまり美しい感じはありませんが(笑)。私も椿の蜜はなめたことはありません。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • 第4話 迎え火への応援コメント

    サワさんに迎えて送ってくれる人が居て、とても幸せな方だなぁと思いました。
    でも、それを自然と汲んでくれる主人公も人柄の良さが滲みでてますね。

    うまく言えないのですが、似たような体験をちらほらしてるので(笑)こういうの良いですね。こんな風にほんのちょっとの時間、会話のキャッチボールが出来たらいいなぁと思います(^^)

    情景描写と思い出も繊細で美味しかったです!(美味しい?笑)

    作者からの返信

    コメントをいただいて、似たような体験? というところに一番心惹かれました。なんと。そういう体験をしてみたいものです、経験がありません。ご先祖様が戻って来るという「お盆」をテーマに書いてみました。母方の実家が山の中で、情景描写のモデルにしています。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第2話 ふくべへの応援コメント

    はじめまして。

    「なるほど、こいつは夜行性か」というセリフが、好奇心と期待を短い言葉に込められてて印象的でした。


    前話もそうですが、不思議でいて、現実との境界線をうっかり越えてしまった感。怖さと面白いさの融合が程良いお話だと思いました!
    また時間ある時に続きを読んでいきたいと思います。

    作者からの返信

    はじめまして、こんにちは。不思議なことを、何の違和もなく受け入れる、そんな世界観が好きで、この短編集でいろいろ書いています。かなりゆっくりめの更新ですが……。このセリフは、書いている流れの中でパッと浮かんセリフだったので、流れの中で自然に出てきたセリフは生きるのだなぁ、と感想をいただいて思った次第です。お読みいただきありがとうございました。

  • 第1話 冬ごもりへの応援コメント

    一瞬、背筋が冷やりとし……そして振りかえった後背に、何とも云えないような闇があった。
    そんな物語。

    作者からの返信

    山の中で怪異に出会うという、怖い昔話の定番を現代のお話にしてみたいと思いました。不思議な、奇妙な、空気が伝わったなら、とてもうれしく思います。読んでいただき、ありがとうございました。

  • 第2話 ふくべへの応援コメント

    コメント失礼いたします。

    鳥のような足がかわいいですね。笑
    ひょうたんの華麗なステップ、シュールすぎる。笑笑

    作者からの返信

    私がこんな感じのお話を書く時に、読んでくださった方が、どんなイメージを持ってくれるだろう、ということを考えてしまいます。鳥の足のようなものがはえたひょうたん……それがうまく伝わったなら、とてもうれしく思います(笑)。お読みくださり、ありがとうございました。

    編集済
  • 第6話 洞への応援コメント

    わわーっ……最後にめちゃくちゃゾワリとしてしまいました。
    やはりお見事な筆で、ただただ感心しております。
    そしてこのあと一人でお風呂に入りに行くのですが、ちょっとこわくなりました。

    作者からの返信

    ちょっとかわいそうで、怖くて、理不尽で、でもキレイな描写をしたいなぁ、というふうに考えて書きました。ゾワリとしていただけたなら本望です。
    大丈夫です。家の中ならこんなことは起きない、と思います(笑)。

    編集済
  • 第2話 ふくべへの応援コメント

    不思議でありつつも、なんだか愛嬌も感じて、とても心に残る物語でした。
    前話もそうでしたが、心に残る、素敵な世界観に魅了されます✨
    他のお話も大切に読ませて頂きます🙇

    作者からの返信

    日常と異界の境が、曖昧な世界がとても好きで、そんなふうに書きたいと思っていますが、なかなか難しいです。異界と言っても、ほんのささいなズレた日常のような世界です。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第9話 ユウタ君の憂鬱への応援コメント

    こんにちは、コメント失礼します。
    @sakamonoさんのこちらのシリーズがとてもとても好きで、もし紙の本になったら毎晩眠くなるまで頁をめくってそのまま枕元に置いて眠りたいくらい、大好きです。なので、今回は新作が読めてとても幸せです。
    少し不思議な登場人物たちと、力の抜けた主人公のフラットな視点と、おとぎ話のような柔らかな情景がいつもとても美しいです。
    素敵なお話を読ませて下さり、ありがとうございます。

    作者からの返信

    「ヨム」方は、よくやっているのですが、ひさしぶりに「カク」ことができました。それでこのような過分な言葉をいただいて、とてもうれしく思っています。書く活力が湧いてくる思いです(笑)。定期的に更新されている方を見ると、すごい! と思ってしまいます。
    不思議なことを違和感なく受け入れる日常、そんな物語を書けたらいいな、と思っています。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第9話 ユウタ君の憂鬱への応援コメント

    武蔵野の雰囲気を見せつける某公園のイメージが漂います。ユウタくんの成長が行ったり来たりしている様子が心の変化とリンクしているようにも思えて、年頃の不安定さが出てますね。カレーはどんな時でも正義です。じゃがいもが美味しく実りますように☆
    その場に居るかのような自然の描写と細やかな心模様、いつもながら引き込まれる作品にほろ酔い気分です (*´ω`*)

    作者からの返信

    どうも場所からイメージすることが多くて、場所から入ってその場所で起こる出来事、というふに書いてしまいます。その場所を知らない人にとっては、どうなのだろう? という逡巡もあります。カレー、おいしいですよね。単体で酒のツマミにすることもあります。ジャガイモが好きです。何となく不思議な空気感を感じてもらえればと、そんなふうに思って書きました。まとまりのない感じもしますが^^;。読んでいただき、ありがとうございました。

  • 第6話 洞への応援コメント

     え……? ないって、ないんですか? そのままの意味ですか? だから、「ごめんなさい」だったのか……。これまでの五話は不思議さや怖さのなかにも優しさや温かさ、ユニークなところもあったので、その空気に包まれたまま読みはじめたせいか、余計にぞっとしました。
     読んでいる途中、どうしてタイトルが『洞』なのかなとふと思ったのですが、ラストまでくると一気に胸に迫ってきますね。

     作者様の筆力の素晴らしさを感じられる一作でした。すごく怖かったけれど、とても面白かったです。ありがとうございました。

     

    作者からの返信

    はい、元来た場所に出口はありませんでした。現実から地続きの他界のような、あの世とこの世の中間の場所のような、そんな空間を「洞」と名付けました。だから探し回れば、どこかに出口はあるかもしれません。以前に「うろ」という作品をお読みいただいてますが「洞」を書き直したものです。類似点が多いですよね。もっと言うと、元々の着想は「走れメロス」でした……。お読みいただき、過分なお言葉まで、ありがとうございました。

  • 第2話 ふくべへの応援コメント

     とても不思議で面白く、素敵なお話でした。現代の物語なのに、古くから語り伝えられてきた民話の懐かしさのような、人の暮らしの温もりのようなものも感じました。

    作者からの返信

    何の違和もなく不思議が受け入れられるような、そんなお話を書いてみようと思いました。なるほど言われてみると、それって民話や昔話のようでもありますね。しばらく投稿していませんが、コメントをいただき、とても励みになりました。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 第8話 夏至祭への応援コメント

    男子は短命で女子は長命。「死の恐怖から逃れるために記憶が曖昧になるんだ」という設定。興味深く読ませていただきました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。そういえば、私が読ませていただいた作品も、記憶にまつわる物語でしたね。私の場合、この設定をもう少し物語に生かせればよかったのですが...。

  • 第3話 紅うさぎへの応援コメント

    天城さんって、面白いキャラクターですね。情景描写が素敵で目に浮かぶ様でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。すまし顔で、ちょっと不思議なひょうひょうとした女性、のといったキャラクターを造形したかったので、とてもうれしいです。実は、この世ならぬモノというイメージでした。