サワさんと過ごす時間が優しくて胸に沁みます……
以前読んだ『野辺の出来事』とつながるお話なのかな?と思い、確かめにいくと、名前や設定が少し違っているのが分かりました。もしかしてこちらの作品をベースにして書かれたのでしょうか? どちらのお話も、季節や土地の匂いが感じられる幻想的な作品で素敵です。『野辺の〜』を確かめにいった時、近況ノートのタイトルに気付いて写真も見ることができたので、より作品を楽しむことができました!
作者からの返信
『野辺の出来事』で、名前は変えてしまいましたが、同じ人物をイメージして書いています。そういう意味では、こちらをベースにしていると言えるかと思います。細かい設定的なところは、いい加減になっていますが(笑)。風景描写を取り入れて、それで作品の空気みたいなものを出せたら、思っているので、お言葉とてもうれしく思います。お読みいただき(近況ノートまで)、ありがとうございました。
サワさんに迎えて送ってくれる人が居て、とても幸せな方だなぁと思いました。
でも、それを自然と汲んでくれる主人公も人柄の良さが滲みでてますね。
うまく言えないのですが、似たような体験をちらほらしてるので(笑)こういうの良いですね。こんな風にほんのちょっとの時間、会話のキャッチボールが出来たらいいなぁと思います(^^)
情景描写と思い出も繊細で美味しかったです!(美味しい?笑)
作者からの返信
コメントをいただいて、似たような体験? というところに一番心惹かれました。なんと。そういう体験をしてみたいものです、経験がありません。ご先祖様が戻って来るという「お盆」をテーマに書いてみました。母方の実家が山の中で、情景描写のモデルにしています。お読みいただき、ありがとうございました。
他の方のコメントと同じことを思い出していました。『野辺の出来事』です。
サワさんみたいにひとりですっと消えるようにしてこの世から旅立てたらいいなあとよく思います。なかなかそうはいかないのだろうけれど。土葬はちょっと怖いです。おばあさんもそうだったのかしら?
サワさんが湯呑みを庭にぽいっとするところが不思議と印象的です。湯呑み、コーヒーを飲むのには向きませんでしたが、日本酒には良さそうですね(と言っても私は日本酒は不得手なのですが💦)。不思議さよりも、友人のようなふたりの静かなやり取りが心に残りました。
作者からの返信
はい。繰り返しになってしまいますが、同じ人物をイメージして書いています。もっと言うと、伯母ではなく私の年の離れた従姉の女性をイメージして書きました。設定は違っても同じ女性のイメージを使い回しているので(?)「冬休み」というお話にもサワさんが登場します(笑)。子供の頃、祖父の葬儀に立ち会ったことがあって、確か土葬だったの思うのですが記憶違いかな。サワさんはたぶん、あまり執着とかない人なので、この世に未練があるというよりも自分が死んだことに気がついていないのだと思います。来年のお盆にも、また同じことが繰り返されるでしょう。お読みいただき、ありがとうございました。