応援コメント

第13話 春宵奇譚 その2」への応援コメント

  • この章は、日常の中に潜む不思議と魔法のような瞬間を捉えています。リコの散歩が幻想的な冒険へと変わる様子は、僕の心に春の訪れと同じく新鮮な驚きをもたらします。「現実と幻想の狭間で舞う桜吹雪」という言葉がぴったりですね。この物語の世界に引き込まれる感覚、とてつもなく素敵です!

    作者からの返信

    「現実と幻想の狭間で舞う桜吹雪」。ステキなキャッチコピーをいただきました。自分で言うのも何ですが、この作品にぴったりです(笑)。ふと気がついたら不思議な世界に足を踏み入れていた……読んでいただいた方が、そんな気分になればいいなぁ、と思っています。桜色の風景が伝わったでしょうか。お読みいただき、ありがとうございました。

  • 地面から生える……ツクシ、じゃなくて、指?
    で、それがくいくいと群れになって道案内を?
    そんなシュールな光景へ、顔色一つ変えずに適応してしまう主人公。いや、さすがこの連載のレギュラーだけはあります w。それにしても、初対面の怪異の指示通りに動いて、まずいことになるんではないかと少しは警戒しなかったんでしょうか。懲りない人と言うか。

    一方で、ツクシ指(勝手に命名しました)がリコに名所を案内したのはどういう思惑があったのか。何か過去に本人も知らんうちに恩義を施したので(これはありそう)そのささやかなお礼ということなのか。それか、ツクシ指はツクシ指でドライな理由づけがあったので、これはギブアンドテイクになっているということなのか。

    どこまでも気ままでマイペースな主人公の裏側では、案外相当な数のキャラなり勢力なりがドタバタを繰り広げてるのかも知れない、と勝手に想像しておかしくなりました。

    作者からの返信

    なるほど、なるほど。湾多さんの考察、いつも興味深く読ませていただいています。過去にリコちゃんが本人も知らないうちに、何かやっちゃっていたのかも、と(笑)。確かに彼女ならやっちゃっていそうな雰囲気がありますね。どちらかというと、双方にメリットのあるギブアンドテイクのパターンの方がありそうですね。そして友人たちが、そんな彼女に振り回される、そんな物語も作れそうですね。私自身も、そんなふうに考えてみるとおもしろい妄想が広がります。何か今後に生かせるかなぁ……。命名、ツクシ指。niceです(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • いつも更新を楽しみにしています。
    今回はリコちゃんの再登場^_^
    我が家も縁あって毎年タラの芽をいただいたり、子供が小さい頃は土筆をとってきたのを、はかまを取って卵で閉じたりと(たくさん採っても完成品はチョコっと(笑))春の到来を楽しんでいます。
    季節感溢れている感じの中での不思議な世界観。なんだか不思議とほっこり安心感がありますね。
    また更新お待ちしております。

    作者からの返信

    私も山に近いところに住んでいるので山菜の類はよくいただきました。畑も多いので畔からフキノトウやツクシやヨモギなども。ツクシは食べたことがなかったのですが、ある年、伯母の作ったツクシの佃煮を食べて、とてもおいしいかった思い出があります。春が来たなぁ、って感じ、しますよね。リコちゃんは、マメに料理をするようですね。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • コメント失礼します。
    わー、またリコちゃんに会えましたね! いつも何かと何かの境目を歩いている感じのするリコちゃん。今回はどんな冒険かと思えば、なんとも美しい春のお散歩でしたね。
    ツクシのように生える指に一瞬だけヒヤリとしましたが、とりあえず危ない目に遭わずに済んだのは大家さんのアドバイスのおかげなのか……。
    枝垂れ桜を綿菓子、ニョキニョキ生えてる指をチンアナゴになぞらえるリコちゃんの感性、自由で風通しが良くて素敵だと思いました。場面転換が春のお天気のように気まぐれで、お散歩の後をついて歩いているような、楽しい読後感でした。私もフキノトウを拾いたい……蕗味噌にする!笑
    素敵なお話をありがとうございました!

    作者からの返信

    そういえば前回も今回も歩いてばかりでしたね。次の機会には違ったパターンで……できるかな。大家さんのアドバイスにもかかわらず、こんな目にあってしまった、というふうに考えていたのですが、なるほど、アドバイスのおかげで、危険な目に遭わずこの程度の感じで済んだ、とも考えられますね。そっちの説を取ることにします。一緒にお散歩を楽しんでいただけて何よりです。やっぱり蕗味噌! 日本酒のいいアテになりますものね(笑)。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • @sakamonoさんにしては珍しく? 手の赴くままにぱぱっと書いたのではないかな、と読んで思いました。でもこれ、春風が吹いてるみたいにシーンの切り替えが鮮やかで、とっても春らしくていい感じですね。するりと私も一緒に川岸のしだれ桜を見せてもらった気分です。
    それからふきのとう! 大好きです。犬の件、分かる分かるとなりました笑。そう言えばあの☝の張り紙、本当に見なくなりましたね。コロナでお葬式が簡略化されたからでしょうか。☝に進められるままぐるりと一周回って、気が付けば元に戻ってバカを見る……となぜか途中で思ってしまったのは、私の猜疑心の表れかもしれません笑。リコさんのように素直にならなくては!
    今回もとっても楽しかったです♪

    作者からの返信

    途中まで勢いで書いてしばらく放っておいたものです。フキノトウが芽吹く頃から(笑)。指に誘われてついて行くところまで書いていて、さて、その先でリコが出会うものは何だろう……というところで筆が止まりました。フキノトウ、最近食べていません。私は生のまま刻んで味噌と和え、フキ味噌にばかりしていました。火を通したり味醂や砂糖を加えたりしないので、かなりアクのあるワイルドな味になります。肴ですね。「あの貼り紙」見ないですよね。最近は個人の家でなく式場で葬儀をするからかもしれないですね。お読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • お邪魔します。

    とーっても素敵な風景を見せていただきました。枝垂れ桜の内側から満開の枝越しに外を見るなんて、すごく贅沢! そしていつかやってみたい!
    地面から指が生えてても、いきなり夜になってもいたって普通なリコさんの生活環境、面白いです。
    狸さんって…大家さんが見せてくれた景色でしたか。

    作者からの返信

    そう言っていただけて、とてもうれしいです。特にストーリーの起伏もない物語のこと、リコの見た風景だけが一応のクライマックス(?)みたいなもの、ということにしてしまいましたので(笑)。あの狸さん、いい加減なところがあって、魔除けのことを教えてくれたのですが、どうも役に立たなかったみたいです。お読みいただき、ありがとうございました。