概要
「あに様を辱めたのは、誰」少女の軌跡は龍を描く――中華風アイスロマン
氷上にて舞を披露する氷舞(ひょうぶ)。銀漢帝国の見習い宮妓・玉蝶(ぎょくちょう)は、皇帝陛下に奉献する天覧氷舞で舞手を務めた兄宦官を六年前に亡くした十二歳の少女。結婚を控えた公主の宴に参加した彼女は、公主の乳兄弟である青年・珪雀(けいじゃく)と出会う。玉蝶は、彼と公主が亡き兄と友情を育み、兄の遺体が盗まれたことに心を痛めていると知る。さらに珪雀たちの調べにより、兄の指導役を務めた宦官・翠輝(すいき)の不審な行動を告げられる。
天覧氷舞の開催決定に伴い、玉蝶は兄の遺体が消えた事件を調べるため、翠輝に近づくことに。そして兄の好敵手であった紅榴(こうりゅう)、六年ぶりとなる天覧氷舞への出場を競い合う桃簾(とうれん)と出会うが――。
天覧氷舞の開催決定に伴い、玉蝶は兄の遺体が消えた事件を調べるため、翠輝に近づくことに。そして兄の好敵手であった紅榴(こうりゅう)、六年ぶりとなる天覧氷舞への出場を競い合う桃簾(とうれん)と出会うが――。
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