プロローグは簡潔に・キャッチコピーはweb小説の命
小説の場合、プロローグに割ける文字数は8~10ページ以内。文字数にして、KADOKAWAなら756文字が1ページの最大文字数なので、7560文字が限度です。
実際、私個人の意見でしかありませんが、プロローグとして「この話どんなんだろ」と読む限界は、大抵2000字も行きません。面白いと思ったら5000字くらいは読んでるでしょうか。
でも、カクコンや商品化されている書籍を見てみると、6000字以上割いても問題ないようです。
ですが、内容がダラダラとしていては駄目です。
簡潔にまとめ、主要キャラを一人以上出す。長いプロローグならメインキャラ全員を出し、描写する。時代を解説し、世界観を説明する。そして重要なのは、主人公が何をしたいのか描かなければなりません。
メインキャラ全員をプロローグに詰めるのが無理、もしくは構成的に難しいなら、本編の冒頭で早々と登場させなければなりません。
プロローグの目的はたったひとつ、シンプルな答えです。
「読者にこの小説を読ませること」です。
逆に言えば、読ませる自信がないならプロローグなんてすっ飛ばして、いきなり本編読んでもらえばいいだけです。
プロローグを書け、なんてルールはありません。
プロローグで興味を持ってもらわねば意味がありません。
とある作家は「一行目に全てを込めろ」と言うくらい、出だしは大事です。
でもこれは、web小説に当てはまります。
キャッチコピーと小説のタイトルにすべてを掛けなければ、プロローグすら一文字も読んでもらえません。
カクヨムでは、この重要性を分かっている人とそうでない人の差が顕著になっているように思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます