さいごに

最後まで書き上げるには?

 私個人の結論は、

「ほぼ一日中、執筆中の作品について考える」

 ことだと思っています。

 ただ、これは非常に神経をすり減らす大変な作業です。

 私は一時期、歯止めがかからなくなり、体力がごっそり落ちたことがあります。

 ですので、ゲームなどをして、何も考えなくする時間を決めてからは楽になりしまた。


 書き続けられなくなったのは、作品と作者の心が離れてしまうのが最大の原因だと思います。

 ようは愛情なのですが、一日中考え続けることが作品を愛することなのか、考え方はまちまちと思います。


 作品のことは、机に向かっていなくても頭の中で考えるようにしてください。

 その作品のことを誰よりもよく知っているのは、作家であるあなた以外は世界のどこにもいません。その作品について間違った指摘がされれば、あなたが100パーセント論破出来るはずです。


 考え続けるモチベーションを保つには、自信を持つこと。それには、下地となるプロットやキャラや世界観やテーマがしっかりとしていること。キャラが頭の中に住み着いていたら儲けものです。



 もうひとつ、小説を最後まで書き上げられるのは才能である。という意見があります。

 誰しもが書き上げられるわけではないことを考えると、そうなのかもしれません。

 長編ではなく、短編でもいいので、書き上げる事ができれば、才能を持ち合わせていると思います。

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