感性と個性を文章化したいなら動こう
小説を書きたいと思う人は、自分が思いついた想像の世界を形にしたいという方々が大半だと思います。
この想像の世界に深みを与えるのが、取材です。
取材で感じたこと、思ったこと、これが個性です。
夕日を見て何を思いましたか?
ただの天体現象だと思う人、切なくなって泣いてしまう人、明日が辛いと思う人、元気が出る人、好きな人も見ていると思う人……いろいろいると思います。
それが個性です。
たとえ、その感想が人とかぶってもいいんです。描写を細かくしていければ必ず個性となります。
ただ、これらは経験が物を言います。
十代の感受性豊かな時代でしか書けない文章はあります。ただ、それだけに頼っていると思春期が過ぎた時に、枯渇してしまいます。
波乱万丈な人生を送っていれば別ですが、ほとんどの人は同じサイクルで生活をし、ひとつの目標に向かって緩やかに、でも一生懸命に大人になります。
その中で得られる経験と、
社会にでて、様々な思惑や欲望や悪意や善意や計略渦巻く状況に置かれ続けるのとでは、得られる経験値は全然違います。もちろん、部活動やアルバイトを一生懸命にすれば、いい経験が出来るでしょう。
つまり、「作家目指すからって、パソコンの前ばかりに籠もってないで、体動かしなさい」てことです。
現実の世界で経験を積んできた人が書いたファンジー小説と、完全な空想で描いたファンタジー小説、どちらが読者に「この世界とキャラクターに出会いたい」と思わせられるか?
答えはお任せします。
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