引きこもり魔王な僕と聖剣失くした駄女神、ところにより幼馴染。ロリ勇者をなだめる　～　魔王城は六畳一間！？　～

「――ごめんなさい」
「いや、何がさ」

これは、そんな会話から始まる物語。舞桜（まおう）リュウは、六畳一間のボロアパートを根城とする魔王である。普通の高校生であった彼は、家にトラックが突っ込んで一家全員死亡という大事故に巻き込まれて死亡した転生者であった。
そんなリュウが目を覚ました時、目の前にいたのは――何故か、土下座をしている女神の姿。彼女はなんと、魔王を唯一倒すことの出来る聖剣を失くしてしまっていた！？　しかし、リュウは悪事を働くつもりはないし、かといって異世界に行きたいとも思わない。そのため、リュウは自分のいた世界へと戻ることとなり、第二の生を送ることとなるのであった！　――と、思っていたのだが。それに納得しないロリ勇者がやってくるは、隣には幼馴染みが引っ越してくるはで、てんやわん…続きを読む