お菓子の妖精ならぬ、お菓子のあやかし

怖い話ではありません。

ちっちゃいお茶くみさんに、もふもふの筋トレうさぎ。ちょっと困ったお姫様。
個性的でどこか憎めないあやかし達と、秘伝を修めてゆく物語。

実在する町と架空の町をうまく組み合わせたり、お菓子の歴史や風習からあやかし達へ発展させたり。
お菓子の深い知識と、しっかりとした土地の調査が下地にあって話にリアリティがありとても違和感なく読めます。

甘党の方には、特におすすめです。

あと、個人的にはちゃらんぽらんなお父さんの事が凄く気になります。

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