林檎を齧るという行為に、官能的な何かを覚えるのは、わたしだけでしょうか。ローマからブリテン島、そして「新大陸」へと、征服者たちの足跡をたどるように広がる林檎の抗いがたい魅力がここにありました。
異世界ファンタジーをカクのメインとしてます。 もちろん、他のジャンルに挑んだりもします。 そして、ヨムのはもっと雑食。地雷がないわけじゃないけど、ヨムの…
林檎……といえば、なんといっても最初に思い浮かぶのはアダムとイヴで、西洋史の中では頻繁に出てくるモチーフですが、あれって厳密には禁断の果実で、それを食べて楽園を追放されたんだったっけ。つまりは果実…続きを読む
繊細でやわらかく、何よりも豊かな物語であった。少年と少女の出会い、林檎の僅かな酸味と鮮烈な甘みから、1600年を超える時の流れを、作者様はたった4000字程度の中に描かれた。正直に言えば言葉も…続きを読む
少女が本を抱えて、砂の道を走って来ます。ねえ、お父様。 このご本の中の 「林檎のお話」 を読んで。いい子にしていられるかな。古い匂いのする厚い本をぱらっとめくるとラテン語で書かれた文字と、…続きを読む
古くは聖書でアダムとイヴが食して楽園を追われ、日本ではまだ上げ初めし前髪の君が差し出してくれる禁断の果実。古今東西、林檎はその存在をかくも甘酸っぱく、かつ艶やかに知らしめている。そんな罪作りな果実…続きを読む
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