概要
「神様は……神様ハ……ボク達なンカ、救ってくれナイんだヨォ……」
冥界の蛇神ウロボロスの館の庭の東屋で小さな声がする。
「行ッちゃダメネェ……。神様は……神様ハ……ボク達なンカ、救ってくれナイんだヨォ……」
去年のハロウィンから、ジャックの忘れていた過去がよみがえる。
「もし、甦ってしまったら、ジャックはどうなりますか?」
「多分、再び心が破れ、悪霊に戻ってしまうだろうの」
その頃、とある島国では封印された悪霊が復活しようとしていた。
ハロウィン連載小説 最終節
10月26日~31日まで一話ずつ公開していきます。
「行ッちゃダメネェ……。神様は……神様ハ……ボク達なンカ、救ってくれナイんだヨォ……」
去年のハロウィンから、ジャックの忘れていた過去がよみがえる。
「もし、甦ってしまったら、ジャックはどうなりますか?」
「多分、再び心が破れ、悪霊に戻ってしまうだろうの」
その頃、とある島国では封印された悪霊が復活しようとしていた。
ハロウィン連載小説 最終節
10月26日~31日まで一話ずつ公開していきます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!シリーズ最終作。語られる過去
「さまよいジャック」と「さまよいジャック ~良い子とカボチャの騎士達~」の続きで完結作。ジャックオーランタンの解釈としてなるほど、と思う真実ではあるけれど、重さもある。(あまり酷くは書かれていないけど)
イワンさんとの友情が素敵。彼の能力はちゃんと日本的な掛詞にもなってて感心
しつつも、見せ場のくだりはちょっと笑いました。(シリアスな笑い?)
テーマがテーマなので切ない趣のある作品ではありますが、各シリーズ素直に良い話と言える塩梅で後味良く楽しめる作品でした。
最終話のコメントを読んだら更にその後があるようなのでそちらも気になるところ。(宇宙駅『神田』が関連作らしい)