幸せとは守るべきものがあること――そして、守りきること。
- ★★★ Excellent!!!
悪しき力であろうが呪われた能力であろうが関係ありません。
大事なのは「最後に大切なものを守れたかどうか」です。
幸せの形は1つではありませんが、「守れなかった」という事実があれば、幸せに辿りつく可能性は極めて低いです――初めの彼がそうであったように。つきつめれば「守るべきもの」の存在を意識できるのは幸せなことです。
この物語を読んでそんなことを思いました。
長編執筆お疲れさまでした。