第22話 第五章 行動すれば何かが変わる【1】会社と家の往復でまた1年が過ぎる
第五章 行動すれば何かが変わる
【1】 会社と家の往復でまた1年が過ぎる
今、私がこの文章を書きはじめたのは11月の末頃でした。街はすっかりクリスマスムードで今年もあと1ヶ月かあ、なんて思っているころです。
手帳を来年のものに切り替えるために、今年の手帳を見返してみると、1月には年頭の目標が書いてある、年頭の目標が達成できているかしら、出来ている部分と、出来ていない部分がある、出来ていない部分を思い返してみると、途中で目標意識があいまいになって、すっかり頭から抜けてしまっている。
そこからもう年もあけ、夏がそこまで迫っています。
本当に改めて思うのですが、1年は早いですね。
年齢を重ねれば重ねるほど、1年は早くなります。1歳児にとって1年たつとはいままで生きてきた時間が2倍になるということですが、30歳にとっては30分の1増えるだけなので、短く感じるということもあるみたいです。
今日から1年遡ってみると、あなたの生活はどうでしたか?
慣れた日常、通い慣れた道、会社と家とを往復して、時々友達とご飯食べて、結婚したいなあ、と思いつつも気がつくとまた季節が巡ってきている。
変化の少ない穏やかな生活も楽しいし、友達と遊びながら過ごす日々もまた楽しい。
結婚したい、と思っていなければ、なんの文句もない日々です。
友達と出かけたり、自分磨きをしたり、充実していた! という方も多いでしょう。
しかし、あくまでも、それは結婚したいと思っていなければ、ということです。
結婚という目標があった場合、
何か婚活に役立つことですか?(自分磨きは、婚活にはほとんど役立ちません)
異性との出逢いに結びつくこと?(結婚する意思のある異性と出逢わなければ意味がありません)
この1年でどれだけ結婚につながる出逢いがありましたか?
結婚したい! と思っているならば、来年同じ思いをしないようにする工夫が必要です。
もしかするとこれは婚活以外にも言えることかもしれませんが、【目標は達成されていないもののそれなりに充実している時間】というのは、かなり危うい状態です。
結果的にはどれだけ時間を重ねていても、目標は達成されず、楽しいような、充実しているような「感じ」だけが積み重なっていきます。
結婚したい、と思っているのに行動していないのであれば、必ず行動していきましょう。それもしっかり結婚という目標を持って、しっかり行動していくことが重要です。
また1年経っちゃったな、ということを10回繰り返したら、あなたは10才年を重ねているのです。
アラサーはアラフォーに、アラフォーはアラフィフに。20代であったとしても、30代になっています。
私は、結婚は結婚したいと思い立ったときがその人にとっての適齢期、と思っています。それまで結婚したい、とあまり思っていなかったのなら、結果的にそれはその時ではなかったのだと思います。
でも食べ物に旬があるように、婚期にも【旬】はありますし、結婚生活というのは、他人同士が新しい生活を築いていくもので、それは一日にしてならず、夫婦として、家族として体を成すには、年月という長い時も必要な要素なのです。
変わり映えのしない毎日。
何もしなければ、またいまからの1年もも同じように過ぎていくのです。
繰り返しますが、それは別に悪いことではありません。
でも、結婚したいなあ、と思っているなら、行動しましょう。
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